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課長になれない人の特徴 第1章 仕事編

本レビュー
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■ 普通にプロローグから

コンサルタントのつぶやき

これから、6回に分けて、表題にある本の内容をご紹介します。
この本を読んだ筆者の感想も時折混じっています。あくまで、表題にある本の感想文と思って読んで下さい。本当に書いてあることを確認したい人は、実際に本書を手に取ることをお勧めします。簡単に短時間で読めますよ!

第1章 仕事編
第2章 会社編
第3章 上司編
第4章 同僚・部下編
第5章 コミュニケーション編
第6章 態度編

この本の着眼点が面白かったので取り上げることにしました。

① 積極的に残業代が出ず、責任が重くなる管理職に全員がなりたいわけではない
② 同期が出世して、自分だけが取り残されるのが嫌な人が多い。その人向け
③ 出世は上司が決めるのではない。経営者が決めるという簡単な原理原則

全部で30パターンの「課長になれない人」が出てきます。
それぞれ、自分に当てはまるかどうか、自分に置き換えて読んでみてください。ちなみに筆者は、ほとんど当てはまってしまいました。(^^;)

だから、事業会社をやめて、経営コンサルタントになってしまったんですね。理由が分かりました!

1.「忙しい」が口ぐせ
残念キャリアはいつも忙しそうです。
「忙しい⇒会社のために頑張っている⇒出世できる」という誤解思想です。
お腹いっぱいでは、おいしい仕事は食べられません。今がいっぱいいっぱいで、頑張らないと現在の仕事をこなせないようでは、次の仕事は永遠に回ってきませんよ!
ポイントは、「何からやるか」です。もちろん一番「大切なこと」から着手してください。

2.まわりの人が帰るまで残業している
これには、目先の手取り(残業代)が大きく影響しています。
「ゆっくりやれば給与(残業代)は増えるが、逆説的にあなたの生産性に対する評価は低くなります」
一人前になりたければ、「コミットメント」=“自分の責任範囲の仕事”を明確にしましょう。
「品質」と「スピード」の絶妙なバランスが「勤務時間」です。これに「残業代」が絡めばいわゆる「QCD(Quality, Cost, Delivery)」です。この自分のミッションにまつわるQCDを自己管理できるか? それがプロフェッショナルかどうかの境目です。

3.業績ばかりきにしている
上司と作成している「目標管理シート」には何が書いてありますか? 営業職の方なら、ノルマとしての営業目標が記載してあるかもしれません。しかし、結果指標の販売数値目標だけが書いてあって、どんな手段をとってもその目標値さえクリアすればよい、という考えは短絡的です。
上司とは、どういう手段・アプローチを取ってその結果目標をクリアしたか、もしくはどれだけ未達だったか、アクションと結果のGAPと因果関係を明確に説明できるようにしておくべきです。
自分の行動と結果を明晰に分析できる力。上司はその力をこそ評価します。

4.仕事がつらそう
経営者目線で、仕事を何時もつらそうにしている人を管理職に就けると思いますか? 職場のリーダーが仕事をするのにつらそうにしていれば、職場全体の雰囲気や士気に影響します。
どれだけ、プレイヤーとして結果を出していても、そういう人を職場のリーダーにしようとは思いません。
あなたに示された答えは2つしかありません。
「嫌いな仕事を我慢してやって残念キャリアに甘んじるか、それとも、仕事を好きになって出世キャリアの道を選ぶか」です。
嫌いな仕事を好きになるために、好きになる理由を探す、好きになる環境を作る、もしくは好きな仕事と交換してもらえる条件を見つけ出す。
仕事が好きになっていれば、自ずと結果はついてきます。望めば出世できる必要条件を満たしていることになります。

5.飲み屋で仕事の話をする
誰と飲み屋に行って、どんな話をするか? それが問題です。大抵、上司が飲み屋に連れていくのは、仕事ができて目をかけている部下です。ゴマすり大好きな上司が、太鼓持ちと飲みに行っても無視しましょう。何も心配することはありません。経営者や気配りのできる上司は、「フェア」を心がけています。人を評価するのに、自分の目が曇っていると適正に部下を人事評価できないので。
節度のある夜の付き合い。
むしろ、「ワークライフバランス」を保持している部下の方が、仕事でも頼もしく思い、たとえ管理職にしても、その部下にきつく、つらく、当たることはないと信頼してくれることでしょう。

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