アインシュタイン(13)ものごとはできるかぎりシンプルにすべきだ。しかし、シンプルすぎてもいけない。

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■ 常にシンプル・イズ・ベストがベストとは限らない?

Everything should be made as simple as possible, but not simpler.

ものごとはできるかぎりシンプルにすべきだ。しかし、シンプルすぎてもいけない。

20180219_アインシュタイン

(理論物理学者、ノーベル物理学賞受賞 / 1879~1955)
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こういう言葉は、一見して核心をついているように思えますが、何度も読み返すと、本当かな? と感じてしまう類の言葉のひとつでしょう。読者が100人いれば100通りの解釈ができそうです。そういうわけで、ここでは私の解釈を披露させて頂きます。

ググると、類義語に、

Simple is best.

とか

Simple is the best.

とか、「単純素朴であることが最良である」という訳語で紹介された言葉が出てきます。

定冠詞の「the」が必要かどうか、ネットではずいぶんなネタになっていますが、興味がある人は調べてみてください。

さて、この種の類義語には、事欠きません。

Simplicity is the ultimate sophistication.
単純であることは究極の洗練だ
(レオナルド・ダ・ヴィンチ)

米国の航空機製造会社・ロッキード社の軍事関連の秘密開発部門スカンクワークスの技術者、ケリー・ジョンソンの言葉。

● KISSの原則

Keep it short and simple.
簡潔に単純にしておけ

一般的には

Keep it simple, stupid.

と紹介されていることも多く、実は、私はこっちの方が好みなのですが。(^^;)

自分の見解を披露する前に、関連する言葉の紹介がずらずらと続きました。ここでもう一度改めて言います。

私は、シンプルが一番いいと思います。その時のシンプルとは、即ち結論、という意味。誰かに、何かを理解してもらうために説明する。誰かに承認をもらったり、許可してもらうためには、真意を理解してもらう必要があります。自分が伝えたいことを盛り盛りでしゃべっても、相手の頭の中にはその言葉の10%しか記憶に残りません。書き物にしたって、一枚のパワーポイントのスライドに何語も詰め込んで、ビジーにしてしまっては、伝わるものも伝わりません。

メッセージはシンプルな方がいい、というのは、結論を簡単に、分かりやすく示せ! ということなのです。

その結論が仮に相手に理解してもらえなかったら、二の矢三の矢として、説明を付加していけばいいだけのことなのです。最初はシンプルなステートメントで、メッセージを伝えることを心がけましょう。

そして、アインシュタインが言う「シンプル過ぎない」ということはどういう意味に解釈すればいいのか? それは、結論を急ぐあまり、相手に判断基準とか判断材料まで削ってしまっていませんか、ということ。

つまり、

「私は、Aがいいと思います。なぜなら、Bという理由からです。」
「私は、Aがいいと思います。なぜなら、価格の点ではAよりBがいいのですが、品質の点ではBよりAが優れており、今回の顧客は品質を重視しているからです。」

という風に、「結論+理由付け」まで言及することが「シンプル過ぎない」ということなのです。

皆さんはどうお考えになるでしょうか?

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