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スティーブ・ジョブズ(11)デザインとは、どうやって動くかだ!

名言・格言
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■ あなたは自分の仕事をきちんとデザインできていますか?

コンサルタントのつぶやき

Design is not just what it looks like and feels like. Design is how it works.

デザインとは、単なる視覚や感覚のことではない。デザインとは、どうやって動くかだ。

(スティーブ・ジョブズ)
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デザインとは、有形のプロダクトだと、その機能性や使用性(ユーザビリティ)など、イメージを持ちやすいのではないでしょうか? その他にソフトウェアやサービスにもデザイン思考というものは有効です。

デザイン思考は、まず「発散思考(divergent thinking)」でできる限り多くの解決策を整理された形で導き出し、次のステップで「収束思考(convergent thinking)」によって多くの解決策の中から最も問題解決策の高い一つの最終案に絞り込んでいくプロセスを経て、多くの意思決定を行います。

まず、何が「イシュー」かを定義し、それらの解決策や現状分析として「仮説」を提示し、最後に「ソリューション」を提案・決定する。常に、何が問題かを問う「問題志向」、その問題を解決するにはどうしたらいいかのHowを追求する「解決志向」の2つのマインドを持ち続けなくてはなりません。

筆者は、経営コンサルタントを生業としています。いわゆる、無形人的サービスという形態で、クライアントにバリューを提供して収入を得ている職業ですので、専ら、自らの目に見えないサービス(要するに仕事、振る舞い、行動)そのものが、デザイン思考の対象となります。

若手のコンサルタントによく言うのが、「自分の仕事をデザインしてください」というフレーズ。まず、目的と目標を定め、どの方向に向かって作業をするべきか、ベクトルを定める。その次に、到達水準と所要時間(納期、マイルストーン等)を仮設する。最後に、詳細なタスク・アクションに全ての作業計画を落とし込み、その進捗と出来栄えをウォッチし続け、常に自分の仕事の結果を管理していく。

何をやったらどういう結果に至るのか、それをやったらクライアントはどう感じるのか、誰のための作業なのか、後工程の人の事情を考慮しているか、自分が置かれている作業環境を客観的に分析できているか。要は、自分の仕事を取り巻く、一枠外側にまで、意識を高く持って、仕事をしてください、と言い続けています。

仕事は想像力で決まります。想像力はデザイン思考を用いないと養われません。こればかりは、私の背中を見て、あなた自分の頭で考えて、あなた自分のハートで感じてね、というしかありません。言葉でいくら説明しても、伝わらない。そのもどかしさとの葛藤の日々を過ごしています。(^^;)

・その仕事の本当のお客様は誰ですか?
・その仕事の後工程にいる人の事情を考慮していますか?

「働く」って、「傍楽(はたらく)」。周りの人を楽にしてあげることですよ!

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