■ 大胆にかつ勇気をもって失敗しよう!
The greatest mistake you can make in life is be continually fearing you will make one.
われわれが人生において犯す最大の過ちは、間違いを犯しはしないかと絶えず恐れていることである。
(米国の作家、アーティスト、哲学者 / 1856~1915)
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経営コンサルタントには、大胆に分類すると、次の2種類のコンサルティングスタイルがあるといわれています。
①グレイヘア・コンサルティング
②ロジカル・コンサルティング(ファクトベース・コンサルティングとも対比される)
①は、自らの豊富な実務経験や、過去の類似プロジェクト経験に基づくコンサルティングを信条とします。たとえ出会ったことがない新規案件でも、過去事例を組み合わせたり、経験から身に付いている課題解決手法を援用したりと、経験ベースで仕事を進めます。
②は、現状分析や課題解決に関するフレームワークに基づくコンサルティングを信条とします。たとえ過去に出会ったことがない新規案件でも、裏打ちのあるフレームワークを駆使して、課題解決や施策提案を行います。
どちらを好むか、どっちかしかできないか、それは個々のコンサルタントが置かれた事情次第なのですが、いずれにも共通するのは、絶対に、「絶対に失敗しない方法論」ではない、ということです。
どっちが得意か、どっちの方法論を好むかを問わず、常に新しいクライアント、常に新しい局面に立ち向かって、施策提案、課題解決、現状分析を行うのがコンサルタントの使命です。それは、常に失敗と背中合わせでの仕事にならざるを得ません。
要は、どうにかして失敗しない方法を見つけるかではなく、失敗したときにどう対処するか、なのです。
コンサルタントの真価が問われるのは、にっちもさっちもいかない、いわゆるプロジェクトが火を噴いた時にどうやったら火消しできるか、知恵をどれだけ身に着けているかだと信じています。
・火事場のくそ力をどうやったら出せるか?
・怜悧に状況判断し、最適な手を打てるか?
これが大事!
えっ、私ですか?
私は、追い込まれたときに、必ず天から神の啓示が下りてくるのです!
これ、本気で言っていますよ。
ただし、死ぬほど、苦しみぬいて思考した後にしか、啓示はおりてきませんが、、、(^^;)
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