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アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉(23)

本レビュー
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■ 感情には隠された目的がある!

コンサルタントのつぶやき

不安だから、外出できないのではない。
外出したくないから、不安を作り出しているのだ。
「外出しない」という目的が先にあるのだ。

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会社に行こうと電車に乗ると急激に不安が襲ってきて会社に行けない、という不安症があります。アドラーはその症状をこう喝破しました。

「不安だから外出できないのではない。外出したくないから不安を作りだしているのだ」

不安という原因により行動が規定されるのではなく、逆に目的が先にある。会社に行きたくない、という「目的」を実現するために、「不安」を作りだしているのです。

なぜ会社に行きたくないのでしょうか?
理由は人により様々で、
・同僚に比べて成績が悪く、これ以上負けを認めたくない
・上司から厳しく叱責されるのが怖い
かもしれません。

どのような理由にせよ、目的が先にある。アドラーの考える「目的論」なのです。

「赤面症」も同じように考えることができます。赤面症だから友人ができないのではありません。友人を作るのが怖いので、赤面症になっているだけかもしれません。

こうした無自覚な行動や、感情の動き。
それは、自覚下にある無自覚な「本心」がなせる業なのかもしれません。

リスクを感じると、人はそれを回避しようと、感情まで勝手にコントロールしてしまいます。

私ですか? 会社に行くのが億劫ですね。できれば行きたくありません。理由? 会社まで行く時間がもったいない。自分の部屋で、これまで買いためた書籍で調べものしながら、パソコンも2台同時に使って仕事している瞬間が一番心地良いですね。積極的ひきこもりです。(^^;)

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