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アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉(45)一番困難な課題である「愛の課題」について

本レビュー
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■ 結婚生活は半目を閉じて、、、

コンサルタントのつぶやき

「愛の課題」とは
異性とのつきあいや夫婦関係のことである。
人生で一番困難な課題であるがゆえに、
解決できれば深いやすらぎが訪れるだろう。

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本書には、夫婦関係について次のように語られています。

夫や妻に対して注意や助言をしても、まったく聞き入れてもらえなかったのに、赤の他人が自分とまったく同じことを伝えたらすっと聞き入れられて腹が立った。そんな経験はありませんか? 人は身近な人の忠告を疎かにしがちです。距離が近い人よりも、適度に距離が離れている人の方が、話を受け入れられやすいのです。

だからですか。我が家の夫婦はテキトーな距離感を保っているから、互いに意見を言い合えるのか。(^^;)

本書では、富士山を引き合いに出して、遠くから見れば美しい山だが、近くで見るとごつごつした岩ばかりで、ゴミも捨てられ、汚い面ばかり目立つと、「距離感」についての言及がありました。
(アルピニストの野口さんがゴミ拾いをしてから、富士山もきれいになり、世界遺産登録が叶いましたがね、、、)

また、結婚式の披露宴でよく耳にするスピーチにこんなものがあります。

「結婚する前は、両目でしっかり(結婚)相手を見定めよ! 結婚後は、相手のことを片目を瞑って眺めるようにせよ!」

距離感が近いと、相手の欠点にばかり目がいってしまいます。そのことを戒めるために、「3つの袋があります」と同じくらい、披露宴での定番スピーチになっているのでしょう。

仕事や交友の課題より難しい愛の課題。アドラーや著者がいうには、仕事、交友の課題をこなせない奴に、愛の課題は解決できない、とありましたが、仕事の課題で躓いている自分は、まだまだ「愛の課題」について語るレベルにないようです。(^^;)

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