■ 他人を非難・批判する前に、自分自身が非難・批判される覚悟を持とう!
Judge not, before you judge yourself. Judge not, if you’re not ready for judgment.
批判するな。自分自身を批判する前に。批判するな。批判する覚悟がないのなら。
(ジャマイカのレゲエミュージシャン / 1945~1981)
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仕事をしていると、当然の権利の如く、他人の仕事っぷりに対して、批評したり、ダメ出しをする人を目にしませんか? 自分の仕事の成果にダメ出しをされて、素直に耳を傾けてしまう言葉がある一方で、強烈な拒絶反応が出て、断固その批判を受け付けない言葉があったりしませんか?
それは、その言われた内容で心象が決まるのではない、と断言します。それは、その言葉を発した人に対するあなたの信頼度や親近感の問題です。
同じ言葉を使って注意を受けても、この人に言われたなら仕方がない、従おう。でも、あの人に言われたことは、正しいかもしれないけど、はっきり言って、受け入れたくない。
そう感じることはありませんか?
これは、「何を」言われたか、ではなく、「誰に」言われたか、で、その言葉を受容するか拒絶するかを決めているのです。
言われた方は、できるだけ、「誰が言ったか」に関わらず、言われた内容を自分なりに斟酌することをお勧めします。逆に、あなたが誰かに注意したり、アドバイスをする立場になったら、その言葉を発するに足る貢献や信頼を、その相手から認められているか、言葉を発する前に一度確認することをお勧めします。
相手と自分の距離感やポジションの違いに配慮し、相手が受け入れやすい言葉遣いを慎重に選び取って、あなたの真意を伝えることに傾注した方がいい結果が得られると思います。
その際に、参考になる言い方の選び方として、あなた自身が言われて気持ちよく従うしかない言い方、あなたが同種の忠告を受けても、断固として自分はできていると反論できている内容を伝えるように留意した方が、相手が受け入れてくれる確率が上がることでしょう。
同じ言葉を投げつけられても、全く動揺しない言葉という確信が持てたなら、その言葉でもって忠告やアドバイスをしてあげましょう。「それをあんたが言うんかい」という反論が怖いなら、その言葉を使った忠告やアドバイスはするべきではありません。
えっ、私ですか? 当然、自分のことはいったん棚に上げておかないと、部下に一言だって忠告はおろか、アドバイスもできませんが何か? ダメじゃん!(^^;)
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