■ 意味づけを欲しがる前に、自分が本当に欲しいものを言ってみてください!
What do you want meaning for? Life is desire, not meaning.
何のために意味なんか求めるんだ?人生は願望だ、意味じゃない。
(英国の俳優、映画監督、コメディアン、脚本家 / 1889~1977)
——————–
毎日、たくさんの業務をこなし、自分に課せられたミッションをこなしている多くのビジネスパーソンの皆様、家庭から家族の生活を支援されている主婦(主夫)の方々、お疲れ様です。
皆さんは、毎日の自分に課せられたタスク・ミッションについて、どう感じて、それらを日々こなしていらっしゃいますでしょうか?
上司や配偶者など、誰かから所望されたから、そのタスクを片付けようとしているのでしょうか? 誰かに貢献したい、という思いでそのタスクをやることは、自ら主体的に人生を生きている、という意味でよいことだと思います。しかし、そのタスクをやることで誰かから褒められる、評価される、どれだけ重要なタスクかの意味づけの説明を受ける、そういう受け身の姿勢でそのタスクをこなしているとしたら、そこは少々考え直す必要があるかもしれません。
自分じゃない誰かから与えられた意味付けのフレームワークの中で満足して生活しているのは、本当に主体的に人生を送っているとは言えないかもしれません。あなたは、本当は何がしたいのでしょうか、どうありたいのでしょうか? そういう目線で考え抜いて、家族やクライアントのために粉骨砕身、心砕いてタスクをこなすことを自発的な意識付けの中で選択されているといいのですが。。。
「自己実現」という言葉があります。他人から与えられた役割や期待からは、本当の意味では「自己実現」は達成されないでしょう。何がやりたいか、どうしたいか、だれのために努力したいか、すべての行動は自分自身の中にある動機にしたがって素直に実践されることが自然で、ある意味、行動に移された時点で、結果がどうであれ、自己実現は達成されているのです。行動の結果の称賛や避難など、他者からの意味づけは、あなたの人生にとって副次的なのなのです。
だって、自分じゃない誰かからの評価であなたの人生が決まるのだとしたら、その評価者のための人生を送っていることになり、あなた自身が定義した幸福の基準に従って、あなたの幸福のために、あなたが行動する人生とはなりえないのだから。
えっ、私ですか? 職場や家庭では、一応、課せられたロール(役割)や義務は果たすようにしていますよ。それは自らの意思で選び取った役割だから。満足・納得したうえでのこと。だからこそ、自分の好きなことにも自由に時間を割くようにしています。誰ですか、アニメなんか見ていないで、セッション資料をレビューしてくださいという人は? アニメを見ていないと、自分じゃないので。自分じゃなくなる人生なんてくそくらえだ!(^^;)
コメント