■ どうしてそんなに話せるの?
ここ最近、クライアント先でのセッション、社内教育トレーニングとか社外の一般セミナーなどで、講師や会議のファシリテーションを拝命することが多くなっています。一つのセッションや、セミナーで必ず一つ以上の「笑い」(ジョークとか受け狙いとか)をとることを必達目標にしています。
受講者とか、クライアントの参加メンバーからよく聞かれるのが、「どうしてそんなに話せるの?」という素朴な疑問。「そんなに」の含意として、「よくそんなに話せるネタがあるねえ~」「どうして聴衆が眠くならない話し方ができるのかなぁ~」ということらしいです。
自分ではまだまだ上がいると天狗になることを戒めてはいるのですが、あえて「コツを教えて!」という問いかけに対しては、次のようにお答えするようにしています。
1.「自分が何かを伝えたい」という気持ちより、「相手のわかってほしい」という気持ちを優先する
2.話す前には、十分な練習、シミュレーションや準備を怠らない
3.常にアウトプットを意識して、インプット(ネタ探し、勉強)を行う
中でも、最重要と思うのが、「共感(empathy, sympathy)」力です。
相手が何を聞きたいのか、相手が何を承認してほしいのか、相手が何を言ってほしいのか、、、
コミュニケーションというのは、相手ありきだと思うわけです。
相手に共感を持てないと、相手が耳をそば立てたいトークのネタすら探せません。相手の気持ちを慮れば、「言い方」すら変えられます。
「知力(地頭系)」とか「知識」ではありません。「共感」です。
ここまで、このつぶやきをお読みいただいて何か気が付かれました?
そうです! 私は、すぐにテレビ番組に影響されてしまうのです。
私が「共感」力に共感したのは、このテレビ番組を見て感銘を受けたからです。
堺雅人さん、最高ですね! 「リーガルハイ」も「半沢直樹」ももちろん視聴しています。
皆さんもぜひ、会話力を高めたいと思ったらまず共感力を!
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