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(こころの健康学)介護分野のロボット活用 2015年2月13日 日経新聞(夕刊)より

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■ 介護ロボット相手だと会話で腹が立たない

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「ただ、人が示す反応はロボットに対するときと、人に対するときと違いがあるとの話は、興味深かった。同じ言葉でも、ロボットが発したときと人が発言したときとでは、それを聞いている側の反応が違うケースがあるという。
人から直接言われたら腹が立つようなことでも、ロボットに言われると、あまり気にならないことがあるというのだ。その心理はわからないでもない。
人に対しては、とくによく知っている人の場合だと、そんなことを言われるとこちらがいやな気持ちになることぐらいわかってほしいという気持ちが出てきやすい。それに対し、ロボットだと、まあわからなくても仕方ないかという気持ちになるのだろう。
ロボットとの会話が人同士の会話の機微を教えてくれているようで興味深かった。」

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こういう心理は理解できますが、その上で、お互いに不愉快にならないコミュニケーションに努めたいものです。
同じ言葉を投げかけられても、相手によって、受け止め方や感情が変わってしまう。
ということは、「何が語られたか」より「誰が語ったか」の方を重要視する傾向の人が多いということ。
人を説得する際に大切にしたいのは、アリストテレスの弁論術より、
① logos (ロゴス、言論)   – 理屈による説得
② pathos (パトス、感情)  – 聞き手の感情への訴えかけによる説得
③ ethos (エートス、人柄) - 話し手の人柄による説得


まあ、理屈だけでは、人は説得されないということらしいです。思い当たる節はありませんか?

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