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女性経営者の哲学 佐川八重子さんに聞く 2015年2月14日 日経新聞(夕刊)より

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■ 激動の業界 先駆けて歩く 「死ぬもんか」と奮起

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「買い手を見つけて、それから仕入れる。資金を寝かせない運用の仕方を学びました。単に物を売るのでなく、顧客サイドに立ってプレゼンテーションをするコンサルティングを主眼に置きました。ブームに乗って買われるお客様には買わないことも勧めました。場所が良ければ人も来てくれます。だからずっと銀座で頑張ってきました。
近年、女性経営者の進出が目覚ましい。
「しかし、10年生き延びている人は少ないんですね。私たち古い経営者は、初めてお会いした時にビジネスをしてはいけないとか、パーティーに行って商売するなとか言われて育ちました。最近の女性経営者は、会社を始めてすぐに仕事をもらおうとする。“タメ”が足りないんです」
「こういう厳しい状況下で思うことは、本業をもっと掘り下げて、その道の学者になることです。そして、他の追随を許さない特化したサービスや技術で、景気に左右されないような会社をつくることが大事なんです。それは当たり前のことなんですけれど」」

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起業家の一言一言には大変重みがあります。
1. 資金繰りを考えた営業
2. お客様の目線に立ったプレゼンとアドバイス
3. 立地へのこだわり
4. 品格(タメ)を持った経営姿勢
5. 本業への集中


著者一覧(敬称略):
永守 重信, 志太 勤, 清野 智, 塚本 勲, 渡 文明, 清水 信次, 本庄 八郎, 鈴木 敏文, 長谷川 裕一, 大橋 光夫, 稲盛 和夫, 渡邉 英二, 山本 寛斎, 青木 擴憲, 川路 耕一, 小坂 敬, 宮本 雄司, 坂根 正弘, 野澤 宏, 茂木 友三郎, 佐川 八重子, 清家 篤, 中尾 哲雄, 金川 千尋, 阿南 惟正
当り前のことを当たり前のように言っているだけかもしれませんが、いざ「実行」となると難しいものです。
それを、ご本人が実践された経験の中から紡ぎだされてくる言葉だからこそ重みがあるわけです。
そうですね、「経営」をしたことが無い「経営コンサルタント」が発する言葉に本当に説得力を持たせられるか? という私自身の職業上のレーゾンデートル(存在価値・存在理由)の問題にもなるわけですね。
ここから先は具体的に言えないことをご了承いただきたいのですが、経営コンサルタントは、毎日必死に自社のことを考えている経営者ですら思いつかない、「気付き」を与えることができて初めて存在理由があるわけです。
それは、陳腐な経済ドラマにあるような、経営不振に陥っている老舗企業を起死回生でよみがえらせることができる「秘策」を授けることができることとはまた違うんですね(中にはそういうアイデア売りが商材の方もいらっしゃいますが)。
「気付き」には「仕掛け」が必要で、その仕掛けをクライアントごとにカスタマイズして提供するところに、私みたいなものでも商機があるわけで。。。
まあ、気になった経営者の方がいらっしゃったら、右カラムからの問い合わせフォームにて、お尋ねください。
聞くだけはタダです。

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