そうか、君は課長になったのか。(27)「2段上の上司」を攻略せよ - 強力な援軍になってくれる

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■ 直属の上司を動かすためにも「2段上の上司」を味方に付ける!

コンサルタントのつぶやき

このシリーズは、現在、東レ経営研究所特別顧問:佐々木常夫さんの16万部を超える「課長本」の決定版の1冊から、私が感銘を受けた言葉をご紹介(時には、私のつまらないコメント付きで)するものです。

佐々木さんのご紹介:オフィシャルサイト

ここから、第4章 社内政治に勝つ、のシリーズ第2弾です。

課長にとって直属の上司の部長は極めて重要な存在ですが、もう1段上の上司(ここでは「2段上の上司」と呼びます)との付き合いも大切です。
部長はこちらの人事評価をし、人事異動させる力をもっています。生殺与奪の権限をもっているのですから、特にマークしておく存在なのですが、2段上の上司も時に大きな力をもつことがあります。
たとえば、自分が進めたいプランを部長が反対しても、2段上の上司が賛成すれば実行することができます。あるいは、君の評価や異動をくつがえす力も持っているのです。

「長いものには巻かれろ」ではないですが、直属の上司を動かすには、その上司に命令を下せる上司を味方にしておかない手はありません。誰しも、上司の命令には従うしかありませんから。

ではどうしたら、「2段上の上司」を味方に付けることができるのでしょうか?

■ 「2段上の上司」とのコミュニケーションの取り方とは?

2段上の上司とは、常日頃から一緒に仕事をしているわけではないので、接点が直属の上司ほどありません。それゆえ、ちょっと顔を合わせた時など、挨拶はきちんとしておきます。そして、会話の糸口を探します。その人に相応しい、相手の琴線に触れるフレーズを用意しておきましょう。

「昨日の会議は大変だったようですね」
「先週のパーティーでのスピーチは感動しました」 など

常日頃から、コンタクトをとっていれば、あなたが仕事で困った時でも、「ちょっと相談があるのですが、、、」と切り出しやすくなります。

2段上の上司のコミュニケーションのポイントは、

(1)直属の上司より力量が上であるケースが圧倒的に多いので、相談のし甲斐がある思いもよらない素晴らしいアドバイスや助力を得る可能性が高い

(2)2段上の上司も、直属の部下のそのまた部下の話を、直属の部下の力量を推し量るためや、現場の声を聞きたいと考えているため、実は話に乗ってくれやすい

(3)2段上の上司はそのポジションから、より忙しいはずなので、できるだけコンタクトは手短に終わらせることができるように工夫する必要がある。コツは、結論から話す。

2段上の上司は大変忙しいはずです。現場の声を聞きたいのですが、なかなか時間を取ることが難しいので、2段下のあなたの相談に耳を傾けたいと基本的に思っているはずです。しかし、あなたの話が要領も得ず、くどくどと長い場合、あなたからのアポイントも後回しになる可能性が非常に高くなります。相談相談といって、上司の時間泥棒にならないように気をつける必要があります。

■ 「2段上の上司」とのコミュニケーションで、直属の上司の嫉妬を招かないようにする!

ここで、効用が非常に高いからと、2段上の上司とのコミュニケーションをあまりに頻繁にやってしまうと、直属の上司が疑心暗鬼になって、あなたへの当たりが強くなる恐れがあります。自分の知らない所で話が活発にされると、疎外感を得やすいですし、そもそも仲間外れになると、そこからの感情があなたへの嫉妬に向く可能性もあります。

それゆえ、2段上の上司とのアポイントで得られた内容について、適切に、かつ最小限のことは、直属の上司の耳にも入れておくことをお勧めします。それは同時に、課長であるあなたが、部長を飛び越えて、2段上の上司との関係が良好であることを部長(直属の上司)にアピールしておくことの効用が2つも得られるからです。

(1)あなたが、自分を飛び越えて、自分の上司とうまくコミュニケーションをとっている場合、あなたへの評価を高くせざるを得ない。さすが、よくやるな、というプラスの評価につながります。

(2)あなたが、自分を飛び越えて、自分の上司と親密である場合、ゆめゆめ、あなたをないがしろにはできないという暗黙の牽制をかけることができます。

これが、社内政治力アップのコツのひとつになります。ちょっとした気遣いとポジショニニングで、あなた自身の仕事のやりやすさが断然改善するなら、社内政治何するものぞ!!!

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