ビル・ゲイツ(2)私たちはいつも、今後2年で起こる変化を過大評価し、今後10年で起こる変化を過小評価してしまう。無為に過ごしてはいけないんだ。

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■ 忘却係数と割引率の常に頭の片隅に

We always overestimate the change that will occur in the next two years and underestimate the change that will occur in the next ten. Don’t let yourself be lulled into inaction.

私たちはいつも、今後2年で起こる変化を過大評価し、今後10年で起こる変化を過小評価してしまう。無為に過ごしてはいけないんだ。

20180417_ビル・ゲイツ

(米国の実業家、マイクロソフト社の創業者 / 1955~)
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過去の出来事が現在および将来の事象や意思決定にどれくらい影響させるかを決めるのが「忘却係数」です。

(算出値)=λ×(前回値)+(1-λ)×(データ)
λ:忘却係数

常に受信しているデータを一定期間毎に計算する際、算出値の遷移をなだらかにするために、過去の算出値を足し合わせていくときの過去値の影響をどれくらい反映するかを決める係数です。電気通信関連のソフトウェア開発などで多用されるものです。

そして、割引率とは、将来受け取る金銭を現在価値に割り引く(換算する)ときの割合を、1年あたりの割合で示したものです。

現在価値 = 将来受け取れる金額 ÷(1+割引率)^年数
^:累乗

1年後に100万円がもらえる機会があり、1年間の無リスクの運用利率(国債など)が10%なら、現在価値=100÷(1+10%)^1年=90.9 となります。

ここで、こうした計算式の使い方や意味を問うているのではなくて、あなた自身の仕事のやり方が、時間軸に沿って、どれくらいのスコープのものを考慮して意思決定しているのか、そして、その際の過去や将来の変動要因をどれくらい重要視して判断基準を設定しているのかを、改めて自分に問うことが大切ですよ、ということを言いたいわけです。

忘却係数が高いと、すなわち、過去実績に囚われ過ぎると、過去トレンドの傾向値に拘ってしまうので、新しいチャレンジを回避しがちになります。

割引率が高すぎると、現在価値を過小評価すると同時に、将来価値を過大評価してしまうことになります。そうなると、やみくもに勝算もなく、新たな試みに首を突っ込んでにっちもさっちもいかなくなる可能性が高くなります。

大事なのは、自分の心中の「忘却係数」と「割引率」がどの程度で、それが妥当かどうかを常に気にかけておくこと。前提が変われば、これらの基準値も変えていいのです。

どうしても、経験が少ない間は、目の前の仕事に忙殺されて、過去を振り返ることも、未来を窺うこともなおざりになりがち。

・意識して時間軸でモノを見るようにする

・時間軸で評価するときの自分の「忘却係数」と「割引率」を意識するようにする

この4月で職業人になった若者たちへ
この2つを忘れないように仕事をする癖をつけてください。

若者で無い人でも、こういう考え方を持っていなかった人は、今からでも遅くはありません。こういう考え方のクセを早くつけた方がいいですよ!(^^)

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