■ 謙虚さと向学心
メジャーリーガーの凄いところは、
一度「あ、すごい選手だ」と認めたら、
2,500本もヒットを打っている選手でも聞きに来ます。
それが偉大な点ですね。
(プロ野球選手、シアトル・マリナーズ会長付特別補佐 / 1973~)
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「学びとは何か?」
常に課題として心に秘めています。人生100年、まだまだ成長期ですからね。(^^;)
教えを乞う。
この姿勢が大事ですね。「乞う」とは相手にしてもらいたいことを頼む、の意味です。こちらの向上したいという自分勝手な都合で相手に「教えて~」とお願いするのです。当然、謙虚さが必要になります。しかも、自分の方から行くのですよ。松下幸之助、本田宗一郎、土光敏夫さんなど、偉大な経営者は、強烈なリーダーシップを発揮していましたが、同時にとても謙虚な学究の徒でもあったわけです。
ソクラテスの言葉に次のようなものがあります。
自分自身が無知であることを
知っている人間は、
自分自身が無知であることを
知らない人間より賢い。
「無知の知」
また、論語に次のような一節があります。
「知るを知るとなし、知らざるを知らずとなす、これ知るなり」
孔子 『論語 第2章「為政第二」の第17』
あるいは仏典にも次のような言葉があります。
「たとえ愚かな者であっても、自分は愚かであると知っている者は賢者である。愚か者であるのに自分は賢いと思い込み、そのように振る舞う者がいたら、それこそ本当の愚か者といわなくてはならない」
釈尊 『発句経』
洋の東西を問わず、謙虚に学びの姿勢を忘れないことは哲人への第一歩ですね。
さあて、自分の日常を振り返って、どこまで謙虚に学ぶ姿勢を取っていますかね~?
不安になってきました。今日はこの辺で。(^^;)
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