ニーチェ(3)私はあなたに助言する。友よ、人を懲らしめたいという強い衝動を持つ者を信用するな!

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■ 短い人生、他人を罰している暇などありません!

Thus do I counsel you, my friends: distrust all in whom the impulse to punish is powerful!

私はあなたに助言する。友よ、人を懲らしめたいという強い衝動を持つ者を信用するな!

20170913_フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ

(ドイツの哲学者、古典文献学者 / 1844~1900)
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他人を罰したい。その衝動について、私は再三再四にわたって、言葉を連ねていることが、過去投稿を調べて分かりました。

⇒「物語シリーズ(1)無知は罪だけれど、馬鹿は罪じゃないものね。馬鹿は罪じゃなくて、罰だもの。 - 戦場ヶ原ひたぎ
⇒「アリストテレス(6)不幸は、本当の友人でない者を明らかにする。

相当、この点について、自分自身の心の内に潜んでいる何かがきっとあるのでしょうね。

私たちは、日々、己の課題をこなすのに必死になっています。プライベートでも仕事においても。その上、直接的または間接的に見聞きした、赤の他人の所業について、わざわざ、時間を取って斟酌する必要が本当にあるのでしょうか?

そんな悪行を犯している人は、私たちが自ら手を煩わせずとも、勝手に誰かが裁きます。お天道様は必ず見ています。今、裁かれていなかったとしても、来るべき将来にきっと裁かれて、罰を受けることになるでしょう。それが自然の理(ことわり)というものです。

悪行を犯す人は短期的には得をしているのかもしれません。悪行によって享楽に耽る人を傍から見ていると、とても許せる気持ちになれないかもしれません。ましてや、自分に悪意を持って悪さをしてきたり、自分を貶めてきたら許せない気持ちでいっぱいになるでしょう。自己防衛は毅然としてやるべきです。それは当然の権利ですし、頭の上の蠅は自分で追う必要性があることもあり得るのも認めます。

しかし、わざわざ、忙しい中、そんな人を罰する必要はあなたにはないのです。天が(神が)そんな人をそのまま放っておくはずがありませんから。もしかすると、現世ではなく、来世で罰せられるかもしれないし、地獄に落ちるかもしれません。それはその人の業(ごう)によるものです。そんな人は勝手に裁かれます。

その上で、そういうことに拘泥しない、さばさばとした人、割り切りができている人、そういう人と話している時間、つき合っている時間は何を差し置いても大変貴重であり、すがすがしくあり、心地よい時間ではありませんか。短い人生、もっと有意義に過ごしていきましょう。業(ごう)の深い、ぐちゃぐちゃした人に巻き込まれると人生勿体ないですよ。わざわざ、自ら進んで、そんな人と関わり合いになる必要はこれっぽっちもないのです!

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小林 友昭
小林 友昭
現役の経営コンサルタントです。経営管理の仕組み構築や経営戦略の立案、BIシステムを中心としたIT導入まで手掛けております。
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