本格的リニューアルのため、表示に不具合がありますが更新中です

リンドバーグ(1)死こそ人生における最後のそして最大の冒険だろう

経営コンサルタントのつぶやき_アイキャッチ名言・格言
この記事は約5分で読めます。

冒険家の最後の言葉

愛機 スピリット・オブ・セントルイスと共にニューヨーク・パリ間を飛び、1927年、大西洋単独無着陸飛行に初めて成功した、チャールズ・リンドバーグ(1902-1974年)。最後の言葉も、やはり冒険家のそれでした。

どうせ死と対面するならば、前もって知っておきたいのだ。
死こそ人生における最後の、そして最大の冒険だろうから。

チャールズ・リンドバーグ「リンドバーグ 第二次大戦日記」

一般には空の英雄と知られ、それまで誰も成し遂げることができなかった、そしてチャレンジをして命を失った人が少なくとも6名以上存在していることが分かっている冒険に挑んだ、その勇気をもって讃えられていたりします。

蛮勇とまではいわずとも、前向きな勇気をもっての評価より、当時の最高精密機械のひとつであった飛行機を高い数学的知識でもって制御・設計をこなし、同時に複数の計器が示す情報を処理しつつ、高度な技で飛行機を操る「匠の技」と「孤高の独立心」の持ち主としてのほうが、自分の中での彼の評価像に一致するものであります。

その生涯と冒頭の言葉が、NHK BSプレミアム ザ・プロファイラー「リンドバーグ 空の英雄 その栄光と挫折」で紹介されていましたので、つい嬉しくなり本稿でも取り上げてしまいました。

ザ・プロファイラー~夢と野望の人生~
岡田准一が時代を動かした人物に迫る、歴史エンターテインメント。「歴史を知ることは、今を知ること」多彩なゲストとともに、波乱万丈の人生から現代人の生きるヒントを探る。

翼よ、あれがパリの灯だ!

このリンドバーグの言葉として有名な台詞せりふは、残念ながら、日本人だけが味わうことができるものです。彼の自伝である「The Spirit of St. Louis」の邦題から来ています。そうです。書名は、リンドバーグがニューヨークとパリ間を初めて飛んだ時の愛機の名前なのであって、この日本で彼の代名詞とされるこの名台詞は、英語原文のどこにも見当たりません。

リンドバーグが初めてパリに到着した際に発した言葉が本当はなんであったか、いろいろと諸説があり、「誰か英語を話せる人はいませんか?」だとか、「トイレはどこですか?」だとか、喧々諤々やっているのは、世界広しといえど、実際には日本人だけらしいです。^^)

チャールズ・リンドバーグ - Wikipedia

NHKプレミアムの番組では、彼の孤独力、幼い時分に周囲に友人がおらず、孤独耐性が強いことが、33時間29分30秒もの単独飛行の成功の最大の秘訣の1つであったとか、ニューヨークで搭乗する前に、加熱するマスコミのインタビュー攻勢により、既に24時間以上睡眠をとっていなかったという驚愕の事実が明らかになったりと、番組はエピソードたっぷりでとても楽しめました。

33時間も睡眠をとらないタフさが素朴にすごいなと感心しているそのうえを、実際のリンドバーグは軽々と超えていきます。トータル57時間ですよ! ちなみに、小生が徹夜で連続仕事ができる期間は最長で48時間です。今でも、その気になれば、いつでも連続48時間勤務可能です。まあ、働き方改革が叫ばれている令和の時代、そんなことはもう起こらないと信じていますが。。。^^)

老いから死を間近に感じられる年齢になったこと

自分自身が今年で知命の年齢になることもあり、体のあちこちにガタが来て、「老い」を実感している最中にこの番組を視聴したことで、くっきりとしたイメージをもって死という現実をあるがままに受け入れられる心構えができてきたかな、と感じられる自分の心をさらに強くするリンドバーグの言葉でした。

とても感銘を受けたので、NHKさん、すみませんが、番組リンクとともに、画面キャプチャ―を貼らせてください。m(_ _)m

2020年2月20日(木) 午後9時00分放送 NHK BSプレミアム ザ・プロファイラー「リンドバーグ 空の英雄 その栄光と挫折」より

外部リンク ザ・プロファイラー「リンドバーグ 空の英雄 その栄光と挫折」 – NHK

リンパ腫瘍が原因で72歳で死去する前、終の棲家となったハワイ、マウイ島の自宅に戻り、お墓やお葬式で妻が歌う讃美歌についてまで段取りをつける徹底ぶり。番組では、彼の末娘がインタビューで、父のことを「偉大なプランナー」と呼んでいましたっけ。

ワクワクしますね。さあ、これから死出の旅が始まるのですよ。旅とは出発前の準備段階からもう始まっています。人は生まれたときから死ぬことが運命で決まっています。人は生き様がそのまま死に様になります。

遠足はおうちに帰るまでが遠足であるのと同時に、死は生まれたときからもう始まっているのですよ。

五十にして天命を知る

綺麗なフィニッシュをお見せするための前振りを今や遅しと入念な準備と共に、日々、仕込んでおります。^^;)

知命の年齢に到達して、ようやく、先人の言葉が脳内に染み入ってくるようになりました。

コメント