■ 勇気をもって感情を表す
A coward is incapable of exhibiting love; it is the prerogative of the brave.
臆病な者は愛を表明することができない。愛を表明するとは勇敢さの現れである。
(インドの弁護士、宗教家、政治指導者 / 1869~1948)
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最近読んでいる本に、人間の器が大きく度量の大きい人は喜怒哀楽が自然と表に出てこなくなるそうです。また、タフネゴシエーターとしての条件はポーカーフェースをどうやって維持するかだそうです。
そういう意味では、直ぐに怒ったり泣いたりする自分は、いけてないなあ、と落ち込んだりもします。しかし、本当に感情をなかなか表に出さない人、または出すことをうまくコントロールできる人のほうが上等であると明確に言い切ることができるのでしょうか?
職業柄、いろんな方とお話する機会に恵まれているので、年の割には多くの人との対話・会話の機会を頂戴できていると思うのですが、シンパシーを感じ、共感しながら信頼もしあいつつ、一緒に仕事ができる人は、少なからず、その人がどう感じるのか、どう考えるのか、表情や言動にある程度、発露してもらった方が、こちらもコミュニケーションがやりやすかったり親しみがわいてきたりするものです。
あまりに幼稚な怒りを生のままぶつけられて閉口することも無きにしも非ずですが。(^^;)
私は、仕事の上では、クライアントには忠誠心を示し、メンバ(部下とも呼ぶのかな)には共感を示して仕事をやるように逆に心がけています。心(まこと、とか、誠意とか)を込めたやり取りでないと、ただでさえ、殺伐としたビジネスライクな題材は、そのまま息が詰まるやり取りになってしまいますよ。
無駄なテンションや駆け引きに終始するのでは、何もプラスアルファ以上のものは生まれないと思います。共感や一体感、冒頭の言葉でいうところの愛情を示すことを、照れずにもっと仕事場でも怠らないことをお勧めします。
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