■ 選手奮起最高の胴上げ 11年経て、中日破り日本一に
「これなら行ける――。手応えを感じ始めたのは1998年ごろ。小久保裕紀や井口忠仁、城島健司ら、南海からダイエーに代替わりしてから入った選手が主力となっていた。
ファンの怒りを鎮めるには勝つしかない。コーチや選手には「弱ければ練習するしかない」「プロ野球は体で表現する稼業だ。君たちは体で表現できているか?」と言った。
球団からは巨人という言葉を出すと選手が萎縮すると言われたが、あえて「巨人を超えなくちゃだめだ」と言った。これを前向きにとらえてくれたのが小久保たちだった。
「監督を見返そう」といいながら練習していたらしい。春の高知キャンプでは小久保と松中信彦がお互いに「先には帰らないぞ」と張り合って暗くなるまで練習場に残った。こうなればしめたものだ。」
——————————————-
「君たちは体で表現できているか?」
ビジネスマンの方なら、さしあたり、『企画書・報告書・提案書・見積書』などで、自分の思いを表現していますか?
とでもなるのでしょうか。
私は、魂を込めて資料を作っているつもりです。
でも、「魂」込めるのと、提案が通るのとは、別物ですね。
まず自分の思いをしっかり表現する → 次に、その思いが相手の琴線に触れられるかを考える。
コメント