■ 東京五輪の年、日本記録 1試合4連発、勢い止まらず
「二本足で打ったプロ1号がフェンスぎりぎりだったように、それまでの本塁打は「普通のフライの大きいやつ」だったのだが、一本足での打球は自分でも驚くほど速く、異次元のアーチを描いた。
確かに一本足は安定性に欠け、調子の波が大きい。しかし、二本足でしっくりしなかったことで腹が固まった。私には一本足しかない、と。オープン戦の途中から元に戻すと、10戦あまりで9発打てた。」
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自分の「型」を持っている人の強みというものがあります。営業に行っても口説き落とす最後の一言、職人による誰も気が付かない細部に対する最後の仕上げ。
王さんも、川上監督(打撃の神様)に、何度も「二本足打法に戻して打率を上げろ!」 といわれたけど、最後は一本足に戻して、それを貫いた。
自分を信じぬく。その気持ちが大切です。
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