■ 陽気なリーダーと陰気なリーダーのどちらの下で仕事がしたいですか?
A leader is a dealer in hope.
リーダーとは「希望を配る人」のことだ。
ダヴィッド『ベルナール峠からアルプスを越えるボナパルト』
(フランス帝国皇帝 / 1769~1821)
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いつも困った困ったと慌てふためき、どうせなるようにしかならないんだ、と陰気に俯き、うまくいっても、今回は特別だといつも否定的なリーダーの下では仕事をする気も失せますよね。(^^;)
もし失敗しても、次はきっと成功すると勇気づけてくれ、いつも朗らかに家族や体調のことまで目配りしてくれる。そんな気さくで前向きなリーダーの下で仕事をしたくはないですか?
ちなみに、ナポレオンのポジティブシンキング的な人柄を表す有名な言葉があります。
「余の辞書に不可能の文字は無い」
これのもとになったナポレオンが日常よく口にする言葉はフランス語で、
Impossible, n’est pas français.
(意訳)「不可能という言葉はフランス的ではない」
(直訳)「不可能はフランス語ではない」
実際にナポレオンが口にしたかどうかは定かでなく後世の創作ともいわれているのだとか。
うーん、日本で定着しているイメージと言葉が示す語感から、ポジティブなナポレオンを表すのに、言いえて妙な言葉だなと感心していたのですが、ちょっとがっかりです。(^^)
いずれにせよ、メンバに常に希望の種を配るリーダー。それは、メンバへの気配りができるリーダーでもあり、方向性をしっかりと示せる洞察力と見識の高いリーダーである裏付けでもあります。そういうリーダー(小さなプロジェクト単位でいいので)に私もなりたい!(^^;)
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