■ いったい自分は何者なのか?過去の自分にとらわれない生き方とは
過去ばかり振り向いていたのではダメだ。
自分がこれまで何をして、
これまでに誰だったのかを受け止めた上で、
それを捨てればいい。
(米国の実業家、アップル創業者 / 1955~2011)
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常に前向きに、未来のことだけを考えて生きろ。
そういわれても、具体的にどうすればいいのですか? という疑問が湧く方もいらっしゃるかと思います。
そういう方向けに、こちらの冒頭の言葉はいかがでしょうか。
まずは、過去の自分がどんなだったか、きっちりと振り返って、自覚的に自分自身を見つめなおすこと。例えば、全然物腰が柔らかくなかったり、うっかりが多くてミスが続いたり、他人の忠告を聞く前に行動してしまって失敗してしまったり。。。
そのうえで、これからは、所作を心地よくすれば周囲の人からも温かく迎えられるだろう、何か行動を起こす前に確認することを忘れないようにした方がよいだろう、というふうに、自分自身の中に改善点を見出して、、、
はい、もうここでダメ!
反省や失敗からは、それなりの教訓しか得られません。せいぜい、気を付けるための留意点リストの項目が増えるだけ。それも、長く生きていればいるほど、どんどん増えていきます。そのうち、最初の方にリストアップされたものは改善も何もできずに忘れてしまいますよ。
そういうダメな自分は、ここがダメだった、あそこがダメだった、ということをきちんと自覚した後、スッキリ忘れてしまうのが一番!
そして、明日からは、そうじゃない自分として生きるのです。それを毎日繰り返していれば、そのうちに、反省・後悔・自粛すべき言動はやがて激減することでしょう。
むしろ、自分自身が大きく成長できるのは、成功体験から。そう信じています。成功体験は、その成功を迎えるにあたって、人知れず大きな努力を払っているはず。成功体験はそれ自体が脳にとって快感なので、放っておいても、網が覚えてみて、再現しようと無自覚に動くはず。成功体験は強烈な記憶となって、詳細に至るまで、記憶の中に刻み込まれ、その再現も比較的容易なのです。
人生を変えたい?
ならば、後悔や反省を捨てて、毎日、どんな小さな成功体験でも拾うように心がけていけばいい。
えっ、私ですか? そもそも成功体験がほとんどないので、その気持ちばかり先行して、些細な事でも成功したと無理やり分類しています。ダメじゃん!(^^;)
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