■ あなたの仕事の品質はあなた自身が決める
Be a yardstick of quality. Some people aren’t used to an environment where excellence is expected.
自身がクオリティの判断基準となれ。中には高い質を求められる環境に慣れていないものもいる。
(スティーブ・ジョブズ)
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あなたは、自分の仕事における作業品質にどれくらい敏感になっていますか? 私は商売柄、絶えず、クライアントから評価を受ける立場にいるので、常に他者の評価を意識して仕事をしています。この場で言いたいことは、常に他人の目を気にして仕事しなさい、ということでは決してありません。それは、私が信奉するアドラー心理学でも強調されていることですが、他者の評価のために、自分の行動や態度を変える人は、他者の評価を得るための人生を過ごすことになり、自分自身の幸福のための人生の送り方ではない、という考え方に反するものです。
私が真に言いたいことは、自分の仕事の品質は自分自身でしか決められないということです。もう5分考え抜いてキーコンセプトを磨き上げるか、それとも、1週間納期を伸ばして、プレゼンのストーリーラインを抜本的に改善するか、どこまで手を加えるか、どこまで努力するか、それは自分自身が決めること。最終的には、クライアントや上司から評価を受けて、契約続行となるかボーナス査定でよい評点を得られるか、他者からの評価が下されるのですが、その前に、その俎上に載せられる仕事をどう片付けるか、裁量は全て自分の手の内です。
やっつけ仕事か、精根尽き果てるまで、とことんやるか。
自分で決めてください。結果や評価、自己満足度はその後、自然に定まります。
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