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(それでも親子)俳優 工藤阿須加さん 2015年1月20日 日経新聞(夕刊)より

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■ 家族全員で父を応援

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お父さんはプロ野球で47歳まで現役だった工藤公康さん。今季からソフトバンク・ホークスの監督です。
――そんな工藤家の絆の強さに驚かされます。
「父が現役時代も、登板した日は夜遅く帰ってくるまで全員起きて待っていた。負けた時は一列に並んで迎えた後、一目散に抱きついてチューをする人、荷物を部屋に持っていく人、テレビを一緒に見てあげる人など、事前に子どもたちで役割分担を決めていました。僕らの前では父はあまり悔しさを見せないが、次に向けていい形で送り出してあげたい、というのがあって。テレビで父の試合を見る時も絶対正座。だらけた気持ちで見ると家族だから伝わってしまう、と母は言います」
――スポーツはテニスをしていたそうですね。
「小5で始めて、大阪の高校へスポーツ推薦で入学。でも1年生の冬、トレーニング中に右肩を壊してやめました。冬休みに実家に帰ってフラフラしていて、母が次の道を早く決めなさい、とせかしたのを聞いた父が『迷っているなら3年でも5年でも待ってやりゃいい。焦らなくていいからじっくり考えろ』と言ってくれた。それまで厳しい父だったので、この言葉を聞いて裏で号泣しました」

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父に対する尊敬と慈愛の念。うらやましいですね!
さすが、工藤さん。
子供が自分で道を決めるまで、何年でも待ってやればいいと。子供を心の底から信じているんですね。
無償の信頼ですよね。これは、ビジネスでも同じで、お客様や部下を信じる。でも見返りは求めない。結果は後からきっと自然についてくる。
先だけを見つめて前進。そういう人には、結果が自ずとついてくる。周りのひとからの尊敬と慈愛の念も同時に。

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