■ 私の中にもバカの壁があるかもです。
The difference between genius and stupidity is that genius has its limits.
愚者と天才の違いといえば、天才には限度があるということだ。
(理論物理学者、ノーベル物理学賞受賞 / 1879~1955)
——————————————————-
これを裏返すと、愚者(バカ)には限度が無いということ。とことん、どこまで行ってもバカはバカ。際限がない程、言葉に表すことができない程のどうしようもない人がバカ。
よく、「バカと天才は紙一重」とも言いますが、極論に触れるのはどちらも同じという意味で正しいと思います。その行為や思考の結果が他人から見て、肯定的に受け止められれば、「天才」と呼ばれ、否定的に評価されれば「バカ」のレッテルが貼られるだけのこと。
2003年のベストセラーに『バカの壁』(養老孟司著 新潮文庫)というのがありました。
「壁の内側だけが世界で、向こう側が見えない。向こう側が存在しているということすらわかっていなかったりする。」(P194)
人間は自分の脳の中に入ってきた情報だけしか処理できず、情報取込みも、情報解析も、その結果、選択される行動も、その人の脳力(能力の誤字ではない)に縛られているのです。
よって、養老さんは、「話せば分かるは大ウソ」お互いに話が通じないのは、そこにバカの壁が立ちはだかっているから。
ここ最近、仕事上で、やたら憤ることが多く、胃薬に頼る毎日です。どれもこれも、理解不能な指示やクレームや相談が元。(^^;)
そうですね。元来、バカには限度が無いし、こちらにもバカの壁があるのかもですね。この文章を書いていて、ちょっと胸のつかえがおりました。(^^;)
コメント