■ コンサルタントと教育担当である自分の価値
The value of a man should be seen in what he gives and not in what he is able to receive.
人の価値とは、その人が得たものではなく、その人が与えたもので測られる。
(理論物理学者、ノーベル物理学賞受賞 / 1879~1955)
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現役の経営コンサルタントとして、生業として、クライアントと一緒に汗をかき、クライアントに役立つ知恵を絞り出して提供する毎日。そして、コンサルティングファームに戻れば、会計関連の社内トレーニングの講師や、社内のナレッジマネジメント運営のワーキンググループの一員として、若手育成に汗をかいている毎日。
誰かに何かを伝えられるって、それだけで幸せなことです。それにも増して、クライアントや若手コンサルタントからお礼の言葉を頂くと、天にも昇らんか如く、嬉しい気持ちでいっぱいになります。当方、単細胞なんでね。(^^;)
別段、赤の他人に自己を評価してもらって、それで満足している、という訳ではありません。アドラー心理学を信奉している手前、承認欲求はそれ程、脳内で大きな割合を占めていませんから。むしろ、他者への貢献欲求の方が大いに優っております。
それゆえ、冒頭の言葉について、「測られる」という部分については、他者貢献欲求に対する自己満足度を測るものとして、どれだけ他人に貢献できたか(与えることができたか)による自己評価という風に勝手に脳内変換しています。
これは完全に手前味噌なのですが、年単位で面倒を見てきた若手コンサルタント達がどんどん一人前になっていく姿をみて、ほほえましく、嬉しい気持ちでいっぱいになります。本人にすれば、自分で勝手に努力して成長したよ、というに違いありませんが。(^^;)
まあ、それも、若手コンサルタントから感謝の気持ちを示されて満足するわけではないので別段関係ありません。成長した姿をみて、ほほえましく思い、勝手に自己満足で成長に貢献できてよかったと安堵しているだけですから。
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