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アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉(4)

本レビュー
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■ 「環境」のせいにする他責主義で人は幸せになれるか?

コンサルタントのつぶやき

遺伝や育った環境は単なる「材料」でしかない。
その材料を使って
住みにくい家を建てるか、住みやすい家を建てるかは、
あなた自身が決めればいい。


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自分自身の生まれ育った家庭環境や、引き継いだ遺伝的素質は、あなたの人格形成をする「材料」にすぎません。環境や遺伝で100%、あなたの人生が本当に決まるのでしょうか?

確かに、バスケやバレーの選手になりたかったのに、身長が足りなかった。家が裕福でなかったから、大学進学をあきらめた。そういう話はよく耳にします。田臥勇太さんは、身長172cmで日本人初のNBAプレイヤーになりました。勉学に励んで奨学金を獲得して、大学に進学する道もあります。

こういうと、「頑張れば何でもできる」と無謀な励ましに聞こえるかもしれません。アドラーは、無謀な励ましを意図していません。同じ条件下でも、本人の心構えひとつで、全く違う人生が待っていますよ、その違いは、自分の生き方が決めるのですよ、と言っているだけです。

お金が無ければ、就職すればいいじゃないですか。自分でお金を貯めてから、改めて進学を志してもいい。就職の道を選んで、早くから腕を磨いて、一流の職人になり、周りから称賛されることも結構な人生ではありませんか。

「他責(自分以外の他人のせいにすること)」の考えだけをもって、世を人を恨んで、幸せになるなら、そうしてください。優先順位は、まず自分が幸せになること。現時点の不利、不幸を誰かのせいにする暇があるほど、人生は長くはありませんよ!

「人間到る処青山あり」

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