■ 責任転嫁が施してくれる薬効はほんの一時のことだけ
「親が悪いから」
「パートナーが悪いから」
「時代が悪いから」
「こういう運命だから」
責任転嫁の典型的な言い訳である。
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言い訳をして責任転嫁をすると、その一瞬はとても気持ちが楽になります。
誰誰が悪い、タイミングが悪い、社会が悪い、世の中が悪い、、、
しかし、自分では何もせず、自分の不幸な境遇を運命のせいにして、嘆くだけでは、何も好転しません。
本当に幸せになりたいなら、現状の課題を解決したいなら、自身が置かれた状況を変えたいなら、自分でアクションを起こすしかありません。
ただ、すべてを変える力は当然のことながら、自分に100%備わっているとは限りません。過去を受け入れ、自分の非力を受け入れ、努力したけど何もできない現実は、それはそれで受け入れていく必要もあります。前提条件として、積極的に受け入れる。その上で、何か改善できる余地はないか、どうやったら危機を脱出できる方策が考えつくか、もがいてみましょう。
『天は自ら助くる者を助く』by サミュエル・スマイルズ
Heaven helps those who help themselves.
また、責任転嫁された方の人の気持ちを考えてみましょう。あなたから攻められた相手の心境はどうでしょうか? 余計にあなたに反発心や恨みつらみを抱くのではないでしょうか? 人は、「過去」と「他人」を変えることはできないのです。
しかし、自分を変えることはできる!
正面から自分と向き合い、根本治療をする勇気を持ちましょう!
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