■ 香港タンク商談、独断で 社内を拝み倒して正式受注
「どんな組織でも新しいことを始めようとすると、否定したり、邪魔したりする人たちが出てくる。「これまで通りのことをコツコツやっていればいいんだ」というわけだ。
「君のところはLPGタンクはつくれるか?」と問われた。LPGは常温高圧で液化させた石油ガスで家庭用のボンベなどでおなじみだ。
日揮がLPGタンクをつくった経験があるかなど入社2年目の私が知るわけはない。だが、躊躇(ちゅうちょ)すればモービルとの縁はなくなる。「Why not?(当たり前だ)」と口が勝手に動いていた。営業は現場の気合で決まることが多い。慎重さより顧客の求めには何でもこたえよう、という熱意こそ受注を決める。
日本に帰ると設計部門からはさんざん怒られた。LPGタンクなど経験がなかったのだ。嫌がる設計部門と協力会社を拝み倒し、なんとか見積もりを作り、正式受注した。」
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営業職の人って熱血漢の人が多いですよね。その熱意があるからこそ受注が獲れたりします。
が、商談は持ち帰ってみてから、設計・製造現場含めて、頭を悩ませることもよくあります。。。(^^;)
その全社的なチームワークというか、切磋琢磨があってこそ、企業も人も成長するのだと思います。
でも、重ねて言いますが、営業職の人ってやんちゃな人が多いから。。。私もこれまでいろいろありました。。。
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