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作家・作詩家 なかにし礼さん 「世につれ」ない現代の歌を憂う 2015年2月4日 日経新聞(夕刊)より

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■ すり減った 個の屈折

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「昭和の終わりまでは歌が世につれ、世も歌につれた。今はこんな歌が売れるはずというマーケティングの発想で作られていて、歌が世にへつらい、世になびくから、世につれないのです。歌が個体として確立していないと、世にのみ込まれ、時代の中に溶けてしまう。100のマーケティングがあっても、1人の美空ひばりも生み出せません。」

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今日はちょっと辛辣なこと言いますね。
よく、クライアントから、「他社事例を教えてほしい。コンサルなんだから過去のプロジェクト事例をいっぱい持っているだろ」と、他社の成功事例を紹介することを依頼されます。
通常は、そんなに抵抗もせずに、「秘密保持契約(NDA: Non-disclosure agreement)」に従って、お話しできることのみ限定して紹介することも多々あります。
しかしですね、他社の成功事例をそのまま導入しても、その会社が同じような成功を収める可能性は極めて低い、といわざるを得ません。
運用する人、事業環境、そもそもの会社の強み・弱み、は100社あれば100通りなので。
そこで、私は、一応「他社事例」を説明はするのですが、きちんと「取扱説明書」についても説明することにしています。
さらに、発言を許されれば、私個人の「見解」も言わせてもらっています。
芸術もそうですが、ビジネスも独創性が大切だと思うのであります。(^^;)

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