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西岡常一ら著「木のいのち木のこころ」(3) 2014年12月23日 日経新聞(朝刊)より

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■ 器用は器用に溺れる 「不器用」に没頭してこそ

コンテンツガイド
「不器用の一心に勝る名工はいない」
「一つひとつ納得いくまでやって階段を昇る。体が時間をかけて覚え込む。いったん身についたら、今度は体がウソを嫌う。」
「基礎の段階ではある期間、ただただ浸りきることが大事。寝ても覚めても仕事のことしか考えない。一つのことに打ち込むことで人間は磨かれる。理屈や知識は要らない、むしろ、邪魔。素直な気持ちで、言われた通りにまずはやってみる。素直で自然体な中から、道が見つかる。」

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