■ 熱意と集中力がイノベーションを生み出す必要条件 パート2
アイデアを生むと言っても、
口先だけでは生まれない。
これもやはり熱心であること。
寝てもさめても一事に没頭するほどの熱心さから、
思いもかけぬ、よき知恵が授かる。
(現パナソニック創業者 / 1894~1989)
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前回のスティーブ・ジョブズと同様、イノベーションについて、まったく同じこと(趣旨)を松下翁も口にしています。
⇒「スティーブ・ジョブズ(27)イノベーションの出どころは、夜の10時半に新しいアイデアが浮かんだからと電話をし合ったりする社員たちだ。」
優秀なクリエーターのひらめきが生み出す、偶然の産物として、イノベーションがあたかも、天から降ってくるのを待ち続けるか?
否
寝ても覚めても、一心不乱に、新製品・新技術・新オペレーションについて考え続ける。閃くまで考え続ける。
(参考)
⇒「常識を超え、独創を極めよ 発明家・道脇裕 2016年11月14日 NHK プロフェッショナル 仕事の流儀」
『不可能を、証明したか』
『従来の常識の外側に答えがある』
『頭は、心の道具』「愛情が大事。僕の場合は、何か物を考えたりとか発明したりとかっていうのは、もちろん頭でやる行為かもしれないですけど、頭を動かしている原動力っていうか指図しているのは何か。心である。心が頭を使っているっていう。頭というのは心の道具であるという僕の捉え方ですよね。」
頭で考えて発明品が生まれるのではない。心で感じた、動機、使命感、社会にどう貢献できるのか、ロジックだけではなく、感性や気持ちが累乗されてアイデアを生み出す原動力となる。
口先だけ、頭でっかちでは、本当のアイデアは生まれない。
そして、アイデアが湧くには、一定以上の、いうなれば、非常識なほどの集中力と費やされれる時間・努力の絶対値が必要。
んー。3人が3人とも、同じことを口にする。これがイノベーションの本質なんでしょうね。(^^)
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