■ 何をするにせよ、なぜそれをやるのかを理由が自分の中に整然とあると言えるか?
歳をとればとるほど、動機こそが大切だという核心が深まる。
(米国の実業家、アップル創業者 / 1955~2011)
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WiKiで「動機」の意味を探ると、
・人が心を決めたり、行動を起こしたりする直接の心的原因のこと。目的とは異なる。
・行動・意欲を規定する根拠となるもの。
・倫理学で、対象または目的の観念に導かれた衝動や欲望。
・心理学で、行動を引き起こす意識的・無意識的原因。⇒動機づけ
・芸術的創作活動のモチーフとなるもの。
自分のやる気とか、これから行動を起こすぞというモチベーションを高めるとか、そういう能動的な、心理的なテンションをコントロールする術が大切とか、そういう心構え的なことが言いたいのではありません。
上記のWiKiの説明の中にもあるように、心栄えとしてのやる気や動機付けという内面的な問題より、「対象または目的の観念に導かれた衝動や欲望」という一節の方が大切だと、年を重ねるにつれて、思うようになりました。
Right Words, Right Thoughts, Right Action.
物事の道理をきちんとわきまえるようになれば、何事かを成し遂げたいという動機が心の奥底から湧き上がって、その気持ちに素直に従っても動機自体が適切な方向と到達レベルを自動的に示してくれて、自らの行動を適切なものへいざなってくれるようになると思うのです。
心の欲する所に従えども矩を踰えず
または「従心」。論語にある孔子の言葉で、70歳になると到達できるレベルです。自然年齢は関係ありません。はやく、その境地に辿り着きたいものです。(^^)
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