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実務で会計ルールをおさらい

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政府・自民、監査法人にも統治指針 企業となれ合い防止 -定期的な監査法人の交代と二重責任の原則について

■ 監査法人専用のガバナンス・コード(統治指針)を作ります!? 企業の財務諸表の開示にお墨付き(適正意見)を与える機関である監査法人。会計不祥事が起きるたびに、責め続けられる監査法人。今度は、監督官庁である金融庁から「ガバナンス・コード(統...
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退職給付会計の「割引率」にマイナス金利の適用検討 企業会計基準委 計算法なく戸惑いも

■ 退職給付債務を計算する割引率に、マイナス金利が使えるのか? 会社を無事!?に退職した際に、一時金・年金の支払い方法は問わず、いわゆる退職金という名目で「おつかれさん」報酬がもらえて、老後の生活のあてに使う。そういうイメージの後払い系人件...
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「為替差損、3社に1社 外貨資産が目減り 4~12月3963億円 新興国通貨やユーロ安で」-本当の為替影響はこう計算する!

■ 分かったようで分からない本当の為替影響額 企業が公表する財務諸表だけでは、本当の為替影響額は分からない。これが真実です。しかし、企業内部にいれば分かるものもありますし、経済紙があえて(?)伝えていないだけの為替影響額も存在します。為替に...
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国際会計基準の導入、100社超える -ここで業種別の分布からIFRS導入の傾向を探ってみる!

■ 国際会計基準(IFRS)適用会社が100社を超えようとしています! とうとうIFRS適用(予定含む)会社が、100社を超えました。新聞記事の分析を読み込み、また東証の発表から業種別の導入分布を確認し、導入理由を探ってみたいと思います。 ...
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自治体の会計、企業方式導入 栃木・益子町と奈良・香芝市、4月から 資産・負債を日次管理 - 公会計の基本を勉強しておこう!

■ 自治体の「公会計」に企業会計バリの複式簿記を導入するメリットは? 総務省肝煎りの地方公会計の整備促進に対する施策実行の先鞭として、栃木県益子町と奈良県香芝市にて、4月から『複式簿記』による財務システム導入・稼働の一報がありました。 20...
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会計基準委「売上高計上」への意見公募 18年から新基準導入へ 取引内容ごとの影響例公表

■ 売上高の定義が違うと、損益計算書のスタートが違ってきますからね! 日本の会計基準がIFRSとのコンバージェンス(収束、収斂、集中の意。会計基準の内容を合わせていくこと)を目的に、IFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」との合わせを...
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「のれん」残高24兆円に拡大 7年連続最高に 今年度5%増 潜在的な減損リスクも

■ 「のれん」を定期償却せず減損テストに任せる考え方から確認してみましょう! そもそも、「のれん」を規則的に償却させずに、「減損テスト」で一気に当該会計期間の損失として計上するという、比較的安定的な期間損益計算を目的としている場合には似つか...
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(春秋)サンスクリット語ではマンジュシュリーというらしい。漢訳仏典が広く普及した日本では文殊(もんじゅ)菩薩(ぼさつ)と

■ 埋没原価(サンクコスト)の概念を使って考える おどろおどろしい標題の投稿ですみません。でもちゃんと管理会計の話をします。管理会計の一分野に「意思決定会計」というものがあって、ビジネスの至る所で行われる意思決定について、「儲かるか、儲から...
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国際会計基準IFRSが変える(下)のれんや資産の「時価」重視 リスク管理の精度高める

■ 筆者も驚きです! IFRSが商品一つ一つの原価算定を指示しているなんて 「IFRS(国際会計基準)」が、原価計算処理において、商品一つ一つの原価算定を指示しているとの記述に、目玉が飛び出そうになったので、ここにその驚きを記しておくことに...
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東芝会計問題に学ぶ 工事進行基準の落とし穴 見積もりに「目標」入る余地 財務と管理、別設定も一案

■ そもそも工事進行基準で収益を計算することが特例 日本経済新聞の「法務」のページに会計問題が取り上げられること自体は、それほど珍しいものではなく、特に制度会計に関するものは、深く会社法や税法などの規範に関連するので、それほど違和感はないの...
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(スクランブル)会計問題、身構える市場 「利益の質」で投資先選別

■ 企業が開示する利益情報の質を問う 最近、企業がディスクローズする財務諸表の信憑性の問題がマスコミで騒がれていますが、まだまだ企業側も投資家側も、両者に情報を提供し、世論を形成するマスコミも、会計的な業績評価として重要視されている傾向がま...
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東芝、疑惑の手法明らかに 「テレビ販促費、計上せず」 不適切会計、なぜ・誰が不明

■ 材料の「有償支給」に潜む誘惑 「前回」に引き続き、三面記事的とりあつかいではなく、あくまで会計基礎を学ぶ大変いい教材として、東芝を取り上げます。今回は、パソコン事業の材料の「有償支給」に伴う利益の過大計上(厳密には、期末在庫評価額の過大...
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東芝不適切会計、半分は13年度 スマートメーターなど 損失引当金計上せず

■ 「工事進行基準」が経理操作の温床に! 東芝が、FY14の決算が通常日程で行えないほど揺れています。粉飾決算や内部統制のお話という事件簿的な報道はマスコミ各社に任せるとして、どうしてこのような経理操作が行える仕組みになっているのか、その会...
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JX、1800億円の最終黒字 今期 原油安の在庫評価損が解消 減損損失も大幅減

■ 「在庫評価益」の認識により今期のJXは収益改善 JXの決算がらみの新聞報道で、前期は在庫評価損と減損損失で赤字だが、今期は原油価格の持ち直しから、在庫評価益を計上して一転1800億円の黒字(純利益ベース)との記述があり、一斉に各雑誌やブ...
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(わかる財務)決算の読み方(8) 円安に2つの増益効果

■ 円安が与える増益効果は本当は3つあるんです 新社会人の教育目的で連載されているこのコラムは本当に会計基礎を学ぶのに適切な記述レベルのものですが、最近の会計基準や財務諸表の表示ルールに十分にキャッチアップしきれていない点があり、今回はちょ...
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(経済教室)企業統治改革の論点(下)会社法の再構築こそ王道 上村達男 早稲田大学教授

■ コーポレートガバナンス法制は経済実態に適合しているか? 上村教授の舌鋒鋭い批評が非常に小気味よく、上下2編の経済教室をいずれも取り上げたいと思います。教授は、法制定の変革が稚拙・軽挙にすぎるのではないか、属性の異なる株主を十把一絡げにし...
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(経済教室)企業統治改革の論点(上)経営の「質」高め低収益打破 伊藤邦雄 一橋大学特任教授

■ 世界も認める日本企業の低ROE? ROE教のエバンジェリストである伊藤教授が、ここ最近のコーポレートガバナンスの潮流について簡潔に整理頂いておりますので、今回はその整理に乗っかって筆者自身の頭の中の情報の簡単な棚卸しもやってしまいたいと...
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日本取引所、IPO審査の厳格化を要請 証券会社や監査法人に 業績予想、根拠の開示を

■ 他力本願のIPO審査の強化策 東証が、最近のIPO銘柄が、上場直後に業績下方修正や不正発覚により、投資家の信頼誠意を損なうとして、IPO希望会社と相対的に長い(数年越し)期間の接触を持っている証券会社(主幹事)と監査法人に、上場審査の申...
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将来の収益性で計算なら…非上場株の減額認めず 最高裁、株主訴え認める M&A、算定法統一へ

■ 裁判所が「収益還元法」の計算メソッドを決定することが本当にできるのか? 「食品卸のセイコーフレッシュフーズ(札幌市)が2012年に吸収合併した道東セイコーフレッシュフーズの株主が、所有する株式を買い取るように請求。合意に至らず、裁判所に...
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(スクランブル)海外M&Aブームの罠 価格高騰、収益貢献には時間

■ 海外M&Aが現在ブームだそうです。みんなが買えば値段は上がるのが道理 足元の企業業績の回復基調から、海外M&Aが活発になっています。一方で買収価格が高騰してきており、きちっと予想リターンが見込めるか、「EBITDA」という財務指標を使っ...
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(私の履歴書)重久吉弘(14)プロジェクト管理 2015年2月15日 日経新聞(朝刊)より

■ コストと人員無駄省く 新手法クウェートから実践 今回は、人気コラムから、プロジェクトマネジメントにおけるコストの基本的な管理手法について説明します。 2015/2/15|日本経済新聞|朝刊 (私の履歴書)重久吉弘(14)プロジェクト管理...
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ソフトバンク、米子会社の減損損失「反映せず」 4~12月決算

■ 子会社のスプリントが計上した減損をソフトバンクは連結で認識しなくていいの!? いろんな意味で憤りを感じる動きがあったので、コメントいたします。 2015/2/6|日本経済新聞|朝刊 ソフトバンク、米子会社の減損損失「反映せず」 4~12...
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会計初心者にでもわかる原油安による在庫評価損のカラクリ

原油安による資源関連企業の減益発表記事が目につくようになりました。大抵は、棚卸資産評価損(売上原価または特別損失)、または関連固定資産の減損(特別損失)によるものです。 在庫評価損については何回か投稿しています。 神戸鋼、今期経常益 予想上...
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丸紅、原油安で損失1600億円 今期純利益48%減(2)

■ 減損と資産価値の関係 「前回」は、丸紅が減損損失を認識せざるを得なかった理由と、減損損失が認識される会計的数字の動きを説明しました。「今回」は、減損損失の金額をどうやって把握するか、という視点で説明していきたいと思います。 2015/1...
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丸紅、原油安で損失1600億円 今期純利益48%減(1)

■ いきなりでかつ多額すぎる!?減益報道 OPEC主導の原油安が総合商社の減益予想報道をまたまた引き出してきました。こういうショックを引き起こす理由は、会計的には、いわゆる「減損会計」という損失の認識方法にあります。 2015/1/27|日...
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(経済教室)国際会計基準の展望(下) 「のれん」処理、日本型は妥当 西川郁生 慶応義塾大学教授 

■ IFRSと米国基準 v.s. 日本基準(修正国際基準) 「のれん」の定期的償却の是非について、議論が再燃しているとのこと。日本企業によるIFRSへの大きな移行理由のひとつが、「のれん」償却の有無です。 2015/1/15|日本経済新聞|...
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予想1株利益の算出法、26日から変更 「発行済み」から自社株除外 市場の実勢などを反映

■ 1株利益の予想値の計算方法が変わります 日本経済新聞社は、2015年1月26日から、「予想1株利益」の算出方法を変更することがアナウンスされました。 2015/1/14|日本経済新聞|朝刊 予想1株利益の算出法、26日から変更 「発行済...
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(エコノフォーカス)法人税改革、ばらつく影響 高収益企業に恩恵、目先は減益要因も 配当課税、銀行に打撃

■ 法人税実効税率引き下げが目先の減益要因に 「将来の減税が今期の当期純利益を減らす」 こういうことが現在の制度会計(財務会計)では普通に発生します。いわゆる「税効果会計」の影響によるものです。 2014/12/29|日本経済新聞|朝刊 エ...
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JX、経常益3割減 今期 原油安で在庫評価損

■ 素材産業の在庫評価損に着目(しつこいですか?) 「前回」は、神戸製鋼のIRスタンスから、在庫評価損に関する言及もしました。今回は、同じく素材産業であるJXホールディングスの在庫評価損に関する面白い表現を取り上げます。新聞記事によると、「...
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神戸鋼、今期経常益 予想上回る850億円

■ 今回は神戸製鋼の決算見通し記事から 「前回」は、JFEのIRスタンスへのコメントでしたが、引き続き神戸製鋼のIRにもコメントしていきます。ベースとなった新聞記事によると、「神戸製鋼所の業績が回復している。2015年3月期通期の連結経常利...
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