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経営管理会計トピック

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実務で会計ルールをおさらい

(経済教室)企業統治改革の論点(上)経営の「質」高め低収益打破 伊藤邦雄 一橋大学特任教授

■ 世界も認める日本企業の低ROE? ROE教のエバンジェリストである伊藤教授が、ここ最近のコーポレートガバナンスの潮流について簡潔に整理頂いておりますので、今回はその整理に乗っかって筆者自身の頭の中の情報の簡単な棚卸しもやってしまいたいと...
実務で会計ルールをおさらい

日本取引所、IPO審査の厳格化を要請 証券会社や監査法人に 業績予想、根拠の開示を

■ 他力本願のIPO審査の強化策 東証が、最近のIPO銘柄が、上場直後に業績下方修正や不正発覚により、投資家の信頼誠意を損なうとして、IPO希望会社と相対的に長い(数年越し)期間の接触を持っている証券会社(主幹事)と監査法人に、上場審査の申...
実務で会計ルールをおさらい

将来の収益性で計算なら…非上場株の減額認めず 最高裁、株主訴え認める M&A、算定法統一へ

■ 裁判所が「収益還元法」の計算メソッドを決定することが本当にできるのか? 「食品卸のセイコーフレッシュフーズ(札幌市)が2012年に吸収合併した道東セイコーフレッシュフーズの株主が、所有する株式を買い取るように請求。合意に至らず、裁判所に...
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会計で経営を読む

(戦略を聞く)大成建設・山内隆司社長 業績・配当・給与、業界首位に

■ こういうROE重視の風潮に付和雷同しない社長インタビューは好感が持てます 大成建設の山内社長のインタビュー記事が3/25の朝刊に掲載れていました。大成建設は、「中期経営企画(2015-2017)」を3/27にプレスリリースしていますので...
会計で経営を読む

三菱電、資本効率を事業ごとに管理 今期 資金投入にメリハリ

■ おまじないとして「ROE」に言及していますが、いったん無視で 三菱電機が、従来の「売上高営業利益率(ROS)」などで管理してきた事業部別の収益性を「三菱電機版ROIC」なるもので管理する! という新聞記事がありました。そして記事は次の一...
とことんROE

(一目均衡)自社株買いの功罪 編集委員 北沢千秋

■ ROEブームの渦中でも本質を分かっている記者はいらっしゃいます!! 「ROE」重視の風潮が2014年の株式市場を席巻しました。 それを後追いするように、このような新聞記事が出ていました。 2015/3/22|日本経済新聞|朝刊 (羅針盤...
実務で会計ルールをおさらい

(スクランブル)海外M&Aブームの罠 価格高騰、収益貢献には時間

■ 海外M&Aが現在ブームだそうです。みんなが買えば値段は上がるのが道理 足元の企業業績の回復基調から、海外M&Aが活発になっています。一方で買収価格が高騰してきており、きちっと予想リターンが見込めるか、「EBITDA」という財務指標を使っ...
会計で経営を読む

(スクランブル)「社員に優しい」は買い コスト増にも経営者自信(2)

■ 人件費増は高業績の「原因」なのかそれとも「結果」なのか(2) 「前回」に引き続き、人件費を増やした企業の株価が上昇しているという新聞記事へのコメント第2弾です。論点を、次の3つに整理させていただきました。 ① 人件費増が株価上昇につなが...
会計で経営を読む

(スクランブル)「社員に優しい」は買い コスト増にも経営者自信(1)

■ 人件費増は高業績の「原因」なのかそれとも「結果」なのか アベノミクス的には、企業業績が好転して、労働賃金を上げることによって購買力を大きく回復させ、さらに景気改善への正のスパイラルへ持っていこうと当局が必死な中、似たような循環論が株式市...
会計で経営を読む

パナソニック、資本コスト管理体制を事業部別に 来月から 中長期の成長に備え(3)

■ CCMの進化は事業部ごとの期待収益率の設定から 今回はパナソニックのCCMについての説明の最終回となります。「前々回」がCCMの概要、「前回」がCCMの計算方式を説明しました。「今回」は、43ある事業部ごとに異なる期待収益率(資本コスト...
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パナソニック、資本コスト管理体制を事業部別に 来月から 中長期の成長に備え(2)

■ CCMのEPからの「守破離」具合 パナソニックが、資本コストを基準に各事業部の業績管理を行うとするCCM(キャピタル・コスト・マネジメント)の解説の続編になります。 CCM = 事業利益 - (投下資産 × 期待収益率) ※ 期待収益率...
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パナソニック、資本コスト管理体制を事業部別に 来月から 中長期の成長に備え(1)

■ 資本コスト管理を事業部別に パナソニックが、資本コストを基準に各事業部の業績管理制度を進化させるとの記事がありました。資本コストを考慮して、投資収益性評価でもって事業価値を測るというのは、全社ベースではよくある話ですが、事業部ごとに異な...
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大塚家具の委任状争奪戦 会長「3倍の120円に増配」 社長「公約としてどうか」

■ 株主不在の企業価値論争の行方 そろそろ、親子喧嘩の双方の言い分が出そろった感がありますので、ようやくコメントできる状態になりました。本当はもうしばらく様子を見るつもりだったのですが、新聞記事のある一言が非常に気になったので、放っておけな...
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シャープ、1500億円資本支援要請 主力2行に債務株式化で、今期赤字1000億円超

■ また減損損失が物議を醸しだしています シャープが太陽電池事業の目算が外れたことにより、減損損失を1000億円計上する必要から、主力2行に合計1500億円のデッド・エクイティ・スワップ(DES)を支援要請したという記事がありました。 20...
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USMH、6年後の営業益300億円へ イオン系スーパー連合 参画企業募り規模拡大

■ 食品スーパーは規模拡大で収益性が向上するか? イオン資本の下で、首都圏地盤の食品スーパー3社(マルエツ、カスミ、マックスバリュ関東)が大同団結して、ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(USMH)が誕生します。規模拡大で、...
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(ビジネスTODAY)強いトヨタ、鉄にも分配 鉄鋼業界、値下げ免れる 電機とは交渉難航も

■ トヨタが値下げ要求しないサプライヤーへの波及効果の違いはどこで!? 好業績のトヨタがサプライヤーに対する恒例となっている半年に一度の値下げ要求を取り下げる対象が、鉄鋼大手にも広がることがニュースになりました。そもそもどうしてこれがニュー...
会計で経営を読む

ソニー、再建へ小さな本社 規模より効率重視 経営指標「ROE」最重要に

■ ソニーがエレキ事業を完全分社化するのは管理会計的に得か? ソニーが、エレキ事業も完全分社化する方向で新中計を発表しました。R&D機能などは、本社に残るので、完全な純粋持ち株会社へ移行ではないのですが、では管理会計的にどういう損得があるの...
実務で会計ルールをおさらい

(私の履歴書)重久吉弘(14)プロジェクト管理 2015年2月15日 日経新聞(朝刊)より

■ コストと人員無駄省く 新手法クウェートから実践 今回は、人気コラムから、プロジェクトマネジメントにおけるコストの基本的な管理手法について説明します。 2015/2/15|日本経済新聞|朝刊 (私の履歴書)重久吉弘(14)プロジェクト管理...
テクノロジー

ソフトバンク、人工知能でIBMと提携 国内展開へ 銀行営業や新薬開発を支援

■ じわじわと人工知能のあなたの生活と仕事への浸透が始まっています 人工知能がホワイトカラーと熟練工の仕事を奪っていく、あまり愉快ではない近未来の予測をしたことがあります。 ⇒「日本IBM、「ワトソン」分析をクラウドで提供 人工知能に質問、...
会計で経営を読む

キヤノン、監視カメラ世界首位買収 3300億円で 欧州から成長市場攻略

■ アクシスコミュニケーションズをTOBで完全子会社化へ 事業ポートフォリオの再構築ということで、新たに、ネットワークカメラ市場への参入を、当該市場におけるトップ企業であるアクシス(スウェーデン)のTOB(株式公開買い付け)による取得(完全...
実務で会計ルールをおさらい

ソフトバンク、米子会社の減損損失「反映せず」 4~12月決算

■ 子会社のスプリントが計上した減損をソフトバンクは連結で認識しなくていいの!? いろんな意味で憤りを感じる動きがあったので、コメントいたします。 2015/2/6|日本経済新聞|朝刊 ソフトバンク、米子会社の減損損失「反映せず」 4~12...
経済動向を会計で読む

円安効果がどのように財務諸表にまで波及するのか

■ 日経新聞は3つの経路で説明しています 日経新聞の記事に、「円安が大きく3つのルートで企業経営にプラスに働く」との解説がありました。ちょっと全面的に賛成するには、いろいろと前提条件を置かなければならないのですが、今日は簡単に、記事の説明内...
実務で会計ルールをおさらい

会計初心者にでもわかる原油安による在庫評価損のカラクリ

原油安による資源関連企業の減益発表記事が目につくようになりました。大抵は、棚卸資産評価損(売上原価または特別損失)、または関連固定資産の減損(特別損失)によるものです。 在庫評価損については何回か投稿しています。 神戸鋼、今期経常益 予想上...
とことんROE

(スクランブル)高ROE株、買い疲れ 投資家は改善度に注目

■ 株式投機はタイミングがミソ 短期間で株式売買を繰り返し、収益を上げるスタンスで株式投資をされている方への投資指南にはならないのですが、「財務分析」=「指標をどういう観点で見るか」、という実例として、今回、「ROE」という財務指標を投機家...
経済動向を会計で読む

日産、世界で生産シフト 円安対応で国内、10万台増産 設計共通化生かし補完

■ 日産は生産拠点のグローバル配置で為替リスクを軽減へ 為替リスク管理に関する投稿の第3弾となります。 第1弾:為替リスク(の内、もっぱら経済的リスクといわれるもの)管理方法の原則をお話しました ⇒「生産体制 円安で見直し キヤノン、国内比...
経済動向を会計で読む

(エコノフォーカス)稼げる大卒 どう育てる 就職率低迷、2割が非正規雇用 職業教育重視の動き

■ 大半の大学を職業訓練校に 後から紹介しますが、政府の産業競争力会議の新しい成長戦略の中に、高等教育機関の改革も盛り込まれようとしています。少子高齢化への世界一の加速度的スピードで移行している日本が、少ない労働力で多くの高齢者を支えるには...
会計で経営を読む

国に351億円賠償命令 ヘリ調達中止、富士重が逆転勝訴 東京高裁

■ 「初期費用」支払い義務の明確化 東京高裁が、「初期費用」という名の開発費の支払い義務が防衛省にあると認定しました。なんと、民法の中でも大原則中の大原則「信義誠実の原則」違反としたことには驚きです。 民法第1条2項: 「権利の行使及び義務...
実務で会計ルールをおさらい

丸紅、原油安で損失1600億円 今期純利益48%減(2)

■ 減損と資産価値の関係 「前回」は、丸紅が減損損失を認識せざるを得なかった理由と、減損損失が認識される会計的数字の動きを説明しました。「今回」は、減損損失の金額をどうやって把握するか、という視点で説明していきたいと思います。 2015/1...
実務で会計ルールをおさらい

丸紅、原油安で損失1600億円 今期純利益48%減(1)

■ いきなりでかつ多額すぎる!?減益報道 OPEC主導の原油安が総合商社の減益予想報道をまたまた引き出してきました。こういうショックを引き起こす理由は、会計的には、いわゆる「減損会計」という損失の認識方法にあります。 2015/1/27|日...
経済動向を会計で読む

巨大監査法人を監督 51カ国・地域で新機関 情報共有や共同検査 日本、本部誘致名乗り

■ 監査法人を監督する国際機関の設立 今回は、少々おふざけの投稿になります。Big4と呼ばれる世界規模の4大監査法人を監督する国際機関が設立される、しかも本部を日本に誘致するというお話です。 2015/1/16|日本経済新聞|夕刊 巨大監査...
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