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会計で経営を読む

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(十字路)米国経済は万全か - 自社株買いは本当に株価を押し上げるのか?

■ 高名な専門家のコラムに異を唱えるなんて。でも自社株買いで株価が実力以上に?本当? おそらく、マクロ経済学でいうところの「市場の失敗」のプロットで、「自社株買いが実力以上の株価を形成する」とおっしゃったのでしょう。でも、コラムという文字数...
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監査役の行動指針、4年ぶりに改訂 「監督機能」対応に戸惑い

■ 「羹に懲りてあえ物を吹く」- 監査役監査基準の縛り強化 コーポレートガバナンス・コード(企業統治指針)の導入、某大手電機メーカーの会計不祥事と、多事多難な中、公益社団法人日本監査役協会(会長は広瀬雅行氏(株式会社日本取引所グループ 監査...
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(経済教室)エコノミクストレンド 企業の短期主義、再び注目 株式非公開の増加も 「悪弊」とまでは言い切れず 鶴光太郎 慶大教授

■ 企業の「短期主義」は誰にとっての悪なのか? 高名な経済学者の分析に対し、筆者からは実務解がどこにあるのか、実務からの考察、「べき論」は一体どうあるべきか、いささか挑戦的に解説を試みたいと思います。 2016/1/18|日本経済新聞|朝刊...
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企業統治指針「全項目を順守」1割強 適用から半年 報告書「表現横並び」課題

■ 表現横並びのどこが悪い!? だって定型フォームを提示したうえで、順守しなければ説明しろと。。。 東京証券取引所は、2015年6月に全上場企業に「企業統治報告書」の提出を求めました。開示項目は73項目にわたり、東証は報告用の定型フォーマッ...
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パナソニック、事業部が自ら「増減資」 来期から 新制度で資本コストの意識一段と

■ パナソニックのCCMがさらに進化する! その前に前回のおさらい パナソニックの事業部別の資本コスト管理体制につきましては、2015年3月11日の日経新聞朝刊記事でも取り上げられ、筆者も3回にわたり、解説を付しています。そこでは、「CCM...
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日本の個人投資家、議決権行使は米英超す3割 金融庁調べ

■ 日本の個人投資家の経営参加への意欲の高さ 個人投資家の議決権行使は、株主権を構成する大事な要素である「会社経営への参加権」の行使となります。欧米に比べて、実質的に個人投資家比率(投資金額比)が相対的に高い日本で、なおかつ個人投資家の議決...
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(日本株番付)政策保有株比率が高い企業 建設や倉庫が上位に

■ 政策保有株(持ち合い株)の見直しが株価に影響するか? 政策保有株式が今年の株式市場でテーマになりそうだという記事を目にしました。その流れと、現状、そしてそれらの背景にある当局の動きをちょっと整理してみたいと思います。 2016/1/4|...
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会社を売却すべき時 ベン・ホロウィッツ著「ハード・シングス」より

■ 見事に会社売却で1700億円を手に入れた男に、企業売却について聞く! 前回の「経営管理会計トピック」投稿記事は、2015年12月30日の日経新聞朝刊に掲載された、企業買収のカリスマ、日本電産の永守重信氏のインタビュー記事へのコメントでし...
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(そこが知りたい)戦略2016(7) 大型M&Aどう進める 日本電産会長兼社長 永守重信氏に聞く 電機再編で国内に照準

■ M&Aで企業成長を成功させてきた熟達者に今年のM&Aを振り返ってもらう M&Aは交渉相手やコンペチターの動向もあり、そうやすやすと、「採用すべきM&A戦略のこれから」を正直にマスコミに話してくれるはずがない、と考えているのですが、そこは...
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ブラックバイトの真逆!居酒屋「塚田農場」の異色経営

■ ブラックバイトの真逆ならホワイトバイトとで呼びましょうか。 DIAMOND Online で、気になる記事を目にしたので、皆さんにもご紹介します。居酒屋チェーンと言えば、いっとき、とあるチェーンがブラック企業との烙印を押され、大きなダメ...
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為替除いた今期の「真水」の実力 トヨタは営業減益 増益率、マツダ首位

■ 為替変動(円安)による増益は真の収益力を表していない!? グローバル製造業におかれましては、ここ近年の円安トレンドは企業業績回復の追い風となり、歓迎されるべきもののようです。しかし、円安頼みの業績回復は見かけ倒しとして、「真水」の実力、...
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日産「切り札」が威力 仏政府から譲歩勝ち取る 「会社法308条」ルノー株買い増しで議決権消す

■ ようやく決着 仏政府とルノー 漁夫の利を得た日産!? はやく投稿記事にしたくてうずうずしていた事案がようやく決着し、これで一区切りのまとめができる節目となりました。仏政府が2014年3月に、「フロランジュ法」:2年以上保有している株式の...
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(わかる監査)不正に向き合う(1) 市場の期待とギャップ  見逃した「東芝隠蔽」 適正意見に責任問う声

■ まず「期待ギャップ」と「二重責任の原則」について確認します。 会社法とか、そもそもの株式会社という機構そのものの考え方に対する世間の理解が不足しているのか、筆者が当たり前と思っていることがズレているのか、「会計監査」についての見方を少々...
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(戦略を聞く)連続最高益で商社トップに 伊藤忠商事・岡藤正広社長 非資源の収益力が向上

■ 称賛と非難は繰り返す。資源への出遅れが功を奏す!? リーマンショック以前の長期好景気を謳歌していた時、世間はこぞって総合商社の資源・エネルギー権益の確保について、称賛を繰り返していたと思います。それが、その後の原油を中心とした資源価格の...
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ファストリと東レ、販売・生産情報共有 流行や人気…迅速対応 5年で1兆円取引発表

■ これはITの話題ですか? いいえ、『組織の経済学』の問題です! SPA(specialty store retailer of private label apparel:製造小売業)としてのファーストリテイリングと、化学素材メーカーの...
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(ビジネスTODAY)製油所統廃合が焦点 JXが東燃ゼネと統合交渉 需要減は一段と

■ 出光・昭シェル合併が引き金になり、業界トップの座を盤石にするための統合の効果は? 2014年12月20日の日経新聞朝刊で、昭和シェルと出光の合併話が報道された際に、真の経営統合の目的、「単に企業規模の拡大だけが目的ではない」「固定設備の...
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役員も従業員も報酬制度次第でモチベーションが変わります! 日本経済新聞より

■ 役員報酬制度をめぐる企業の創意工夫とグローバルスタンダードについて 先日、東芝、アステラス製薬および資生堂における役員報酬制度の制度設計について、コメントさせて頂きました。今回は、日経記事をタテ読みして、役員報酬と従業員報酬の制度設計に...
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国際会計基準IFRSが変える(上)グループ経営のインフラに 共通モノサシ、内需企業も

■ 安易な管理基準の統一は逆に「臭いものに蓋」にならないように! 世間では、IFRS(国際会計基準)採用によるグローバルでの会計基準の統一で、グループ企業の管理がやりやすくなる、という声が標準となっています。グローバル製造業の管理会計に長年...
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郵政3社株 評価は… 売り出し価格の仮条件発表 証券各社、個人対応を強化

■ 株価指標面で「割安」だそうです。本当? 約一年前にプレスリリースされた郵政3社の親子上場が、とうとう現実のものとなってきました。9月10日に売り出しの仮条件が公表され、バリュエーションについて関係各所からいろいろな分析や見解が表明されて...
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監査審査会会長 「東芝は粉飾決算」 担当の監査法人を検査へ

■ 「白馬は馬に非ず」か「名は体を表す」か? 日経新聞の記事を目にして、久しぶりに、古代中国は春秋戦国時代の諸子百家から、「名家」と呼ばれた人達を思い出しました。 2015/9/18|日本経済新聞|朝刊 監査審査会会長 「東芝は粉飾決算」 ...
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資金調達 新潮流(下) 種類株が生む新たな緊張

■ 種類株が株主選別を進めることの功罪 会社から見れば資金調達。資金の出し手から見れば投融資の実行。広く一般金融市場から企業が資金調達することが当たり前になりすぎていて、いつの間にか、事の本質が見失われ、本末転倒しているようです。 2015...
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(経済教室)企業統治何が必要か(下)撤退の判断迫る体制を 砂川伸幸 神戸大学教授

■ 良いリスクを取れるかを左右するのが企業統治! 砂川教授による、企業ファイナンス理論をベースとした企業統治論の解説記事を要約してお届けします。形式論(制度や組織形態など)で「企業統治」を語る視点ではない、企業行動(特にリスクテーク)面から...
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(経済教室)企業統治何が必要か(中)経営改革、投資家の視点で 加賀谷哲之 一橋大学准教授

■ 理念・価値観の浸透がカギ 加賀谷准教授による、2013年に経済産業省と日本IR協議会が日本企業の最高財務責任者(CFO)を対象に実施した調査を活用し、過去25年間で企業価値を増大できている価値創造企業が価値創造企業たるゆえんを洗い出した...
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東芝、業績連動報酬を刷新 不適切会計の再発防止

■ キャッシュフローによる業績評価で再発防止 新生、東芝のこれからの信頼回復に、諸処の「不適切会計の再発防止策」が立案されています。どれも、きちんとした専門家が立案されたような立派な案だと思います。ただひとつ、「管理会計」視点からもの申させ...
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(経済教室)企業統治何が必要か(上) 経営層の相互けん制カギ 金融・会計知識共有を 大杉謙一 中央大学教授

■ 企業統治には、経営層自身のスキルアップと統治構造のトランスフォーメーションが鍵! 「企業統治指針(コーポレートガバナンス・コード)」の具体的な運用方法について、大杉教授の説明が分かりやすく、興味深かったので、概要をサマリしたものを下記に...
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役員報酬、成長戦略に連動 資生堂は業績を時間差で評価 アステラス製薬、信託方式で動機付け

■ 長期業績評価主義と業績変動主義の拡大の理由は? 多額に上る役員報酬に耳目が集まることが多い昨今ですが、今回は、役員報酬制度のバリエーションに各社、創意工夫をしているという新聞記事がありましたので、簡単に類型化し、デメリット・メリットを整...
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ソフトバンクのアローラ氏 600億円分の自社株買い 長期関与の意思明確に

■ 報道により影響されるソフトバンクの株価 何かと話題に上る、高額報酬で迎えらえたソフトバンクのアローラ副社長ですが、今度は、600億円分のソフトバンク株所有の意思表明をしました。 2015/8/20|日本経済新聞|朝刊 ソフトバンクのアロ...
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バフェット氏率いるバークシャー 米国最強の複合企業に 事業会社利益8割超 資金融通に強み

■ そもそも巨大企業の経営管理は事業ポートフォリオ管理 企業規模が大きくなってくると、自然と複数の事業が企業グループ内に取り込まれていくことになります。同一市場、同一事業の定義自体があいまいなのですが、それは経営意思決定のために必要な情報と...
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トヨタ、4~6月純利益最高 円安・北米が支え 新興国不透明 通期は据え置き

■ クルマ会社の最もシンプルな業績評価方法 2015年8月5日の日本経済新聞(朝刊)トップに、主にトヨタ自動車が四半期決算では純利益最高益、同日11面に、日産・富士重も4~6月期としては最高益を計上したことが取り上げられています。新聞記事を...
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(ニュース複眼)東芝 不適切会計の教訓

■ 不適切会計から企業統治(コーポレートガバナンス)を考える 東芝の一連の「不適切会計」の出来事を契機に、現在、日本経済における制度改革として、「ガバナンス」「内部統制」「会計監査」などの仕組みについても、不十分さや不適切さが指摘されていま...
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