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事業ポートフォリオ

ポイント

企業が手掛けている事業の一覧(組み合わせ)をいいます。これは、各事業における収益性や安全性、成長性などを一覧できるもので、事業毎の個別決定と会社全体の最適決定の二つのレベルによって構成されます。

事業ポートフォリオとは|会社・経営用語集|iFinance
事業ポートフォリオは、企業が手掛けている事業の一覧をいいます。

TK
現役の経営コンサルタントです。経営管理の仕組み構築や経営戦略の立案、BIシステムを中心としたIT導入まで手掛けております。最近はファイナンス(資本コスト経営)、バリュエーション、BEPS対応、コーチング・組織学習支援での実績があります。
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経営戦略(基礎)

経営戦略概史(28)ポーターが世紀末に放った反撃の一打『戦略とは何か』 - 日本企業には戦略がないという指摘について

■ 再びポジショニング派とケイパビリティ派の激突を見る! 「経営戦略」の歴史を、三谷宏治著「経営戦略全史」(以下、本書)をベースに説明していきます。今回は、ケイパビリティ派とポジショニング派の争いの潮目について取り上げたいと思います。 ポジ...
業績管理会計(入門)

業績管理会計の基礎(8)事業別組織における責任会計構造の設計 ②社内商流・社内取引による振替価格制度の功罪とは

■ 事業部を完全なプロフィットセンター扱いできないことに日本人は慣れ過ぎている! 前回、事業部制組織はひとつの事業部にプロフィットセンターとしての会計責任を設定し、トップマネジメントはそれぞれの事業部に対する経営資源の配分に関する意思決定を...
業績管理会計(入門)

業績管理会計の基礎(7)事業別組織における責任会計構造の設計 ①プロフィットセンターとしての事業部利益管理を難しくしている要因とは?

■ 事業別組織のメリット・デメリットとは 前回は、機能別組織における組織運営のメリットと会計責任構造の設計のポイントを説明しました。今回は事業部制組織における会計責任制度の設計を取り上げます。もうほとんどそれは代表的なプロフィットセンター管...
経営戦略(基礎)

経営戦略概史(21)ハマーの破壊的リエンジアリングは自分自身も壊してしまった - BPRが単に業務改善を表す一般名詞へ リストラとの違いも解説

■ 300万部超のベストセラー『リエンジアリング革命』 「経営戦略」の歴史を、三谷宏治著「経営戦略全史」(以下、本書)をベースに説明していきます。今回は、「ビジネス・プロセス・リエンジアリング(BPR:Business Process Re...
本レビュー

そうか、君は課長になったのか。(35)不本意な部署で課長になったら - 器を大きくするチャンスと思え

■ 専門バカの集中的育成と本業中心の事業ポートフォリオは欠点が同じ このシリーズは、現在、東レ経営研究所特別顧問:佐々木常夫さんの16万部を超える「課長本」の決定版の1冊から、私が感銘を受けた言葉をご紹介(時には、私のつまらないコメント付き...
会計で経営を読む

ソニー、最高益へ「決意」 現金収支重視、IRで発信 実態捉えムダな投資削減 – 事業ポートフォリオ管理に必要なこと

■ なぜ会計的利益よりキャッシュフローによる業績開示が好まれるのか? 好決算の発表を続けるソニー。巷では昔日のソニーを懐かしみ、足元の業績に対して懐疑的な向きもありますが、平井社長の下、製品単体の売り切りとは異なり、安定した顧客基盤から継続...
会計で経営を読む

(経済教室)海外M&Aの統治を問う(下)補完関係築き価値創造を 規模の追求 効果は限定的 松本茂・同志社大学准教授

■ そもそも海外M&Aを実施する目的・狙いが事前に明確化されているか? 海外M&Aをする際、必ず買収側企業には、そのM&Aがもたらす効果について明確な判断やM&Aを実施する目的があるはずです。買収額が多額に上り、買収効果が長期にならないと発...
会計で経営を読む

(時論)経営は日本的 でも高収益 米3M、58年連続増配 インゲ・チューリン会長兼CEO「製品の新陳代謝活発に」

■ 半世紀もの間実現し続けている「製品リーダーシップ企業」であり続ける秘密とは? 前稿に引き続き、トレーシーとウィアセーマによる1995年の『ナンバーワン企業の法則』から、企業が顧客に対して、どういうフォーマットで「バリュープロボシション(...
実務で会計ルールをおさらい

事業分離新税制で負担減 経営効率化に弾み 再編の選択肢広がる (後編)スピンアウト税制改正に斬り込む!

■ 企業組織再編税制の改正でスピンアウトでも課税繰延べが認められた件について 「事業分離等に関する会計基準」が2005年に設定、2013年に改訂され、会社分割や営業譲渡に関する会計基準はグローバル並みに整備されました。税制は、2001年に「...
経営戦略(基礎)

経営戦略概史(13)ヘンダーソンによるBCGの誕生と3つの飛躍- PPM、経験曲線、持続可能な成長率

■「時間」「競争」「資源配分」を体系づけた戦略コンサルティングツールの発明 「経営戦略」の歴史を、三谷宏治著「経営戦略全史」(以下、本書)をベースに説明していきます。ヘンダーソンが、ボストン コンサルティング グループ(BCG)を1963年...
業績管理会計(入門)

パナソニック、海外子会社を再編 今期 買収防衛策も廃止 - (考察)日系グローバル製造業の連結業績管理に資本連結を持ち込む是非

■ マネシタ電器返上! パナソニックの連結経営管理の進化が止まらない 一昔前、ソニーが新製品を上市し、すぐに松下電器が追随するという構図があった時代がありました。現時点でも電器/電機業界で、異彩を放っている両社ですが、今回は経営のお話し。 ...
会計で経営を読む

企業成長手段の賢い選択とは アンハイザー・ブッシュ・インベフとカルソニックカンセイの例から(1)M&Aによる事業ポートフォリオ組成の成功の秘訣 (GLOBAL EYE)個性派企業の買収相次ぐ 消費成熟「革新」取り込む

■ 食品や日用品業界ではブランドによる事業ポートフォリオを組成して、企業成長を狙う 日本経済新聞にて相次いで、企業成長のためのM&AやTOBの記事が目に飛び込んできましたので、改めて、企業成長の賢い選択について考察してみたいと思います。どう...
会計で経営を読む

セブン&アイ・ホールディングス 鈴木敏文前会長兼CEO退任まで(1)発端はサード・ポイントの株式取得から始まった - 日本経済新聞まとめ

■ セブン&ホールディングスに挑んだアクティビストの行動から一連の動きが始まった! ここ2週間余り、マスコミを騒がせた日本トップのコンビニチェーンを要するセブン&ホールディングスのトップ人事関連の騒動について、ここまでの日本経済新聞の報道を...
会計で経営を読む

パナソニック「利益重視に」 売上高10兆円目標撤回  20年度、営業益1.5倍の6000億円 ー管理会計屋なら売上目標撤回をどう見るべきか?

■ 売上目標の撤回で大騒ぎ! 特に驚くことではないように思えるのですが、、、 パナソニックが、2016年3月31日に、2016年度事業方針を津賀社長の口から発表しました。新聞報道も、筆者の周りの仕事関係者もこぞって「売上目標の撤回」を話題に...
会計で経営を読む

「社長が薄給の国ニッポン アジアは高給で人材確保」-あなたの会社の社長は適正価格ですか?

■ 「薄給」と酷評されている日本の経営者の質と量を問う! 日本の経営者には厳しい視線の記事が目についたので、論点をまとめて整理していきたいと思います。日本の経営者を取り巻く環境がそもそも、従来の延長線上では考えにくくなりつつあることを反映し...
経営管理(基礎)

組織管理(2)- 組織デザインパターンの応用形 「機能別組織」と「事業部制組織」の間には

■ 「分業」と「調整」のバランスで如何様にもバリエーションが考えられます! 前回は、「組織管理(1)- 組織デザインを考える 「分業」の利益と「調整」コストのバランス」と題して、①組織管理の全体像、②組織デザインの決定要素についてお話しまし...
会計で経営を読む

パナソニック、事業部が自ら「増減資」 来期から 新制度で資本コストの意識一段と

■ パナソニックのCCMがさらに進化する! その前に前回のおさらい パナソニックの事業部別の資本コスト管理体制につきましては、2015年3月11日の日経新聞朝刊記事でも取り上げられ、筆者も3回にわたり、解説を付しています。そこでは、「CCM...
とことんROE

(ビジネスTODAY)ソニー株主総会「利益と成長実現」  エレキ再建、株主と溝

■ 「ROE」は「目的」ではない。「目標」「規律」だ! 6/23のソニー定時株主総会で、4月に副社長に就いた吉田憲一郎最高財務責任者(CFO)の口から名言!?が飛び出しました。 「ROEは経営の目的ではなく目標であり規律だ。短期的に極端なコ...
会計で経営を読む

パナソニック、資本コスト管理体制を事業部別に 来月から 中長期の成長に備え(3)

■ CCMの進化は事業部ごとの期待収益率の設定から 今回はパナソニックのCCMについての説明の最終回となります。「前々回」がCCMの概要、「前回」がCCMの計算方式を説明しました。「今回」は、43ある事業部ごとに異なる期待収益率(資本コスト...
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パナソニック、資本コスト管理体制を事業部別に 来月から 中長期の成長に備え(2)

■ CCMのEPからの「守破離」具合 パナソニックが、資本コストを基準に各事業部の業績管理を行うとするCCM(キャピタル・コスト・マネジメント)の解説の続編になります。 CCM = 事業利益 - (投下資産 × 期待収益率) ※ 期待収益率...
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パナソニック、資本コスト管理体制を事業部別に 来月から 中長期の成長に備え(1)

■ 資本コスト管理を事業部別に パナソニックが、資本コストを基準に各事業部の業績管理制度を進化させるとの記事がありました。資本コストを考慮して、投資収益性評価でもって事業価値を測るというのは、全社ベースではよくある話ですが、事業部ごとに異な...
経営管理(基礎)

事業ポートフォリオ管理(3) - ポートフォリオ組み換え方法

■ 事業ポートフォリオの組み替え手順 これまで事業ポートフォリオ管理として、2回説明してきました。 ⇒「事業ポートフォリオ管理(1)- 経営者が管理したがる理由」 ⇒「事業ポートフォリオ管理(2)- 分散投資に勝つ方法」 今回は、「ポートフ...
経営管理(基礎)

事業ポートフォリオ管理(2) - 分散投資に勝つ方法

■ 投資家の分散投資に勝てる事業ポートフォリオを組むには 「前回」は、「事業ポートフォリオ管理を経営者がやりたくなる理由」についてお話しました。「今回」は、「経営者は、どうやって分散投資に勝る運用成績を残せる事業ポートフォリオを組もうとして...
経営管理(基礎)

事業ポートフォリオ管理(1) - 経営者が管理したがる理由

■ 経営者が事業ポートフォリオ管理をしたがるには理由がある 「経営管理 その管理対象」にて、経営を管理するにあたって、代表的な管理対象を4つ挙げました。 ① 事業ポートフォリオ ② エンジニアリング・チェーン ③ バリュー・チェーン ④ 組...
会計で経営を読む

業界再編の引き金に HP、パソコン・プリンター事業分離 競争激化で戦略転換

■ HPの「事業分割」の歴史 米IT(情報技術)大手のヒューレット・パッカード(HP)がパソコンとプリンター事業を分離する計画を発表しました。 2014/10/7付 |日本経済新聞|朝刊 業界再編の引き金に HP、パソコン・プリンター事業分...
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無借金企業、太陽光に投資 養命酒など 資金や土地活用

■ 本業専念と株主還元 手元資金が潤沢で無借金の上場企業が相次いで太陽光発電事業に乗り出していることが記事として取り上げられました。 2014/9/24付 |日本経済新聞|夕刊 無借金企業、太陽光に投資 養命酒など 資金や土地活用 (注)日...
経営管理(基礎)

経営管理 その管理対象

■ 「経営」を「管理」する 「経営管理」は検索サイトで調べると山のように定義や解説が出てきます。テイラー、ファヨールから始まって、「マネジメント」というカタカナが日本ですっかり定着したドラッカーの論説を延々説明してもいいのですが、あくまでこ...
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